くらし情報『Night Tempo「もっと面白い音楽を作り出していきたい」韓国から日本へ』

Night Tempo「もっと面白い音楽を作り出していきたい」韓国から日本へ

――あらためてNight Tempoさんの音楽変遷から教えてください。

韓国に生まれ育って、日常的に何かしらの音楽を耳にすることはありましたが、自分から意識して聴きたいと思ったものはありませんでした。小学生の頃、韓国では昔の歌謡曲をカセットテープで聴くことが流行っていて、貿易の仕事をしていた父はよく日本に行っていたので、そのたびにカセットテープを買ってきてほしいとお願いしていて。そしてカセットウォークマンも頼んだら、間違ってCDウォークマンを買ってきてくれました(笑)。

そのとき、一緒に買ってきてくれたCDに、中山美穂さんのユーロビート系の曲「Catch Me」が入っていて、そこから日本の音楽を聴くようになりました。大人になってからはインターネットで音楽の情報もたくさん得られるようになりましたし、動画も見られるようになって、日本の音楽をもっと幅広く聴くようになったんです。

もともと韓国の歌謡曲より、モータウンなどのアメリカの音楽やイタロディスコなどをよく聴いていましたが、日本の80年代の音楽が一番好きなんです。90年代にバブルが終わってもうちょっとくらいまでの音楽がすごく好みなんですよね。

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