くらし情報『クレイジーケンバンド・横山剣「いつも最後のアルバムと思いながら作ってますよ」』

クレイジーケンバンド・横山剣「いつも最後のアルバムと思いながら作ってますよ」

と思える魔法の言葉でした。学校でもそれを言うようになって、学校でプチブレイクして、中学のときにバンドをやるようになって。MCで言うことがないから「いいねえ」と言うようになって。ある時期から、いまの「イイネ!」になりました。

――1981年にロックバンド「クールスR.C.」のボーカルをされていたときも、この言葉は使っていたんですね。

使っていました。その頃は、東京の渋谷区神宮前に住んでいて、青山高校の夜間部に通っていたんです。バイクで高校に行く通学路に、クールスのお店があって、通るたびに声をかけられて面識ができて。
クールスは好きだったんで、「牛乳買ってこい」とかお使いをさせられていたんですが、迎え入れられている感じが気分がよかったんですよね。でもまた声をかけられたときに、今度は「明日からクールスのツアーに来い」と言われて、「それは学校があるのですいません」と断ったら、「学校なんか行ってる場合じゃないだろう」ってクールスのリーダーに言われて。まだ退学する勇気がなかったので、休学届けを出しました。

――高校生のときですよね。

そうです、高校2年生を何回か繰り返しているんですけど(苦笑)。

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