クレイジーケンバンド・横山剣「いつも最後のアルバムと思いながら作ってますよ」
さんとの共作もあります。
Parkくんには2018年から関わってもらっていて、前はもう少し間接的な関わり方でしたが、いまでは一心同体というぐらい、一体感が増えました。僕の頭のなかで生まれるメロディを引き出すためのバックトラックを作ってもらって、半分くらいはそのバックトラックにまた何かを乗っけていくような作り方をしています。僕は脳内に鳴っている音楽や、直感的にひらめいたことをパパッとメンバーに伝えるんですが、わかりにくいところもあるようで。Parkくんはそこをちゃんと言葉でメンバーに伝えてくれて、通訳してくれます。
――剣さんにとっても、よい刺激になるようなところも?
そうですね。デモ音源を作るのに効率もいいですし、興奮もしますし。今作も5曲の共作がありますが、彼の作ったバックトラックから、いままで自分になかったメロディが浮かんでくることもありました。
――3曲目「ハマのビート」は、ノリノリのアップテンポなナンバーです。
横浜の「ハマフェス」というお祭りの公式テーマなんですが、有志から頼まれまして、作詞、作曲、編曲、レコーディング、配信、さらにハマフェスでの初披露など、すべてを一か月以内に完遂しました。