根本宗子「自分の作品のカラーを背負ってもらっていた」 長井短との強い信頼関係
長井:どうせすぐ会うし、遊ぼうよ、みたいなことはなかったね。稽古が終わってごはん食べに行くぐらい。
根本:あとはお互いディズニーランドが好きという共通点があったから、ディズニーランドには2回行ったことがあるね。
長井:プライベートでわざわざ予定を合わせて、というのはその時だけかな。
根本:誌面で、二人きりでこうやって取材してもらうのも初めてですよ。
――お互いに他己紹介するならどんな感じですか。
根本:演劇をやっている人って最初はそれだけで食べていかれないんですが、長井さんはまずモデルとしてちゃんと活動をしていて、バイトをしないで演劇をやれている稀有な存在でした。しかもそのうちテレビドラマにも出るようになって、マルチなタレントにもなれた。
こういうロールモデルはいないんじゃないかと。
長井:ねもちゃんは、めちゃくちゃ面白いお芝居を作る人。劇団の主宰ってちょっと堅かったり、気難しそうなイメージだけど、いい意味でとても普通で。話しやすくて優しい人です。
――出会った当時と今と、お互い変わったと思うところはありますか?
根本:最初の頃って、長井さんにLINEしても3日ぐらい返信がなくて、全然連絡取れないのがイヤだったけど、それもなくなったね(笑)。