くらし情報『藤野可織「女同士が仲良くする物語を自分でも書きたい」 女バディ小説に込めた思い』

藤野可織「女同士が仲良くする物語を自分でも書きたい」 女バディ小説に込めた思い

どんなに時間が経っても、本質は失われずに、自分の中にきっとある。そういうことを物語を読んだり見たりすることで、改めて確認してくれたら嬉しいです」

『ピエタとトランジ』2013年、短編集『おはなしして子ちゃん』の収録作で発表され、’20年に〈完全版〉と銘打ち長編小説として単行本を発売。さらに’22年に〈完全版〉を外し文庫本に。最初の登場から11年経った今も、最強の女バディ物語として愛されている。¥792/講談社文庫

藤野可織「女同士が仲良くする物語を自分でも書きたい」 女バディ小説に込めた思い


ふじの・かおり作家。1980年生まれ、京都府出身。2006年「いやしい鳥」で第103回文學界新人賞受賞。’13年に「爪と目」で第149回芥川賞受賞。
最新作は『青木きららのちょっとした冒険』(講談社)。©森山祐子/anan

※『anan』2024年8月28日号より。写真・中島慶子

(by anan編集部)

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