甲斐翔真、望海風斗とは「空気感に近しいものを感じています」 共演作を通して互いの印象を語る
上演中の『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』で恋人役の望海風斗さんと甲斐翔真さん。じつは、一昨年の『next to normal』での親子役での初顔合わせ以来、4作を共にし、年末には5度目の共演が決定している。縁あるふたりの関係とは――。
左から望海風斗さん、甲斐翔真さん
――おふたりの初共演は一昨年のミュージカル『next to normal』(以下、『next~』)です。双極性障害を抱える母・ダイアナと、あるいわくを抱えた息子のゲイブという親子の役を演じています。そのときのお互いの印象は覚えていますか?
望海風斗さん(以下、望海):おとなしい若者だなという印象でした。黙々と小さなメモを持ってセットを歩き回っているけれど、そのメモが身長に見合わない小ささで。
甲斐翔真さん(以下、甲斐):ポケットに入る大きさだったんです。
…ってメモのサイズはどうでもいいでしょ(笑)。僕の演じたゲイブがすごく動き回る役だったので、セットに慣れておこうと思って。でも他の作品でもわりと舞台上の空気を把握しておきたくて、ウォーミングアップの気持ちでよく歩き回ってます。
望海:私も明日からやろう。
甲斐:やっぱり空間を把握しておくって大事じゃないですか。