電話を先に切るのは失礼…?【ビジネスマナー】見直すべき「謎ルール」と正しいマナー
「何のためのマナー?」と不要に感じることもある謎のビジネスマナー。時代の流れとともにマナーも変化をしています。そのため、そこまでやるのはやりすぎでは?というマナーが存在するようです。では、やりすぎと感じるマナーにはどんなものがあるのでしょうか。今回は違和感を感じる人が多い謎マナーについて、秘書歴約15年でマナーに詳しい、能美黎子さんが説明します。
職場の「謎ルール」「謎マナー」
【元社長秘書のマナー講座】vol. 51
本来のマナーの意味は、ルールではなく相手への思いやりを表すことでお互いに心地よく過ごすためのものです。しかしながら、決められたルールのようにマナーが扱われてしまっているのが現状です。過剰な情報が伝わり、実は間違って認識されてしまっている場合もあります。
特にビジネスマナーの中では「本当にやる必要ある?」など、ビジネスマナーに疑問を感じた経験があるかたも多いのではないでしょうか?
今回は、「やりすぎでは?」と違和感を感じている人が多い謎マナーについてご紹介します。
やりすぎ謎マナー
1.相手が見えなくなるまで頭を下げ続ける
店舗や宿泊施設を利用した際、スタッフのかたから深々と頭を下げ続けたお見送りを受けた経験があるというかたも少なくないかと思います。