イギリスの新星が語る話題作の裏側「日本の曲がインスピレーションを与えてくれた」
もともとは別の役でオーディションを受けていたのですが、監督から「リアの役でもう一度受けてほしい」と言われて、その1週間後に合格をいただきました。
トライしなかったことを後悔したくなかった
―ちなみに、以前はどんなお仕事をされていたのでしょうか。
プリヤさん製薬会社でヘルスケアのコミュニケーションに関わるような部署に務めていました。とはいえ、就職してからも「俳優になりたい」とは思っていたんです。でも、どうやったらなれるのかわからなかったので、朝9時から夕方6時まで働いたあと、演技のレッスンを受けていました。
そんな生活を続けていくなかで、本気でやるのであればこのままではいけないなと。俳優の道に絞って集中しようと決めて仕事を辞めたところ、ありがたいことにわりと早い段階で本作の出演が決まりました。
―ananweb読者はプリヤさんと同世代ですが、やりたいことがあってもなかなか新たな一歩を踏み出せない人も多くいます。
そのときに後押しとなったのは何ですか?
プリヤさん確かに何かを選択するというのは、難しいことですよね。実際、私自身も「幸福になるためには安定した仕事が必要」というふうに育てられてきましたから。