イギリスの新星が語る話題作の裏側「日本の曲がインスピレーションを与えてくれた」
ほかには姿勢の悪さや勉強する気配がないところなども意識しています。
―本作で見どころといえば、何と言ってもキレキレのアクション。驚くことに未経験の状態から体を鍛え上げ、540度の回転回し蹴りまで習得したそうですね。
プリヤさんキャスティングが決まってから撮影に入るまで、実は2か月もありませんでした。とりあえず、すぐにファイトコーディネーターがすべてのファイトシークエンスを教えてくれたのですが、それぞれ異なるマーシャルアーツが採用されていたのでそれが大変だったかなと。
武術やワイヤーアクションも初めてでしたが、私としてはダンスの振り付けをひとつずつ覚えているような感覚だったので、どれも興味深くて楽しかったです。まるでジェットコースターに乗っているような毎日でした。
アクションは失敗の連続でひたすら練習した
―とはいえ、その裏で苦労されたこともあったのではないかなと。
プリヤさんたとえば、ワイヤーワークのときにハーネスがお尻に食い込んでくるのは本当にきつかったです(笑)。回し蹴りに関しては、リアと同じようにずっと失敗続きだったのでひたすら練習。徐々にできるようになっていく様子も、劇中のリアと呼応するようでした。