イギリスの新星が語る話題作の裏側「日本の曲がインスピレーションを与えてくれた」
でも、心のなかで「それは真実ではない」とずっと思っていたような気がしています。
最終的に動くことができたのはトライして失敗する恐怖よりも、トライしなかったことを後悔する恐怖心のほうが勝ったからです。60歳になったとき、チャレンジしなかったことを誰かのせいにしたくなかったですし、そのときには時間も取り戻せません。であれば、いま挑戦してみようと考えて、決断しました。
毎日ジェットコースターに乗っているような感覚だった
―素晴らしいですね。映画を観たときにプリヤさんを10代後半だと思っていたので、現在28歳で撮影中は25歳だったと聞いて驚いています。周りからも大きな反響があったのでは?
プリヤさんそうなんですよ。映画を観終わったあと、「10代ではありません」と伝えるとみなさんショックを受けている感じでした(笑)。
でも、私としてはまた少女時代を演じられるのはすごく楽しかったですし、これこそ役者の特権ですよね。
―演じるうえで心がけたこともありましたか?
プリヤさん童心に帰るというか、ティーンエイジャーならではの好奇心を思い出しながら演じていました。あとは、実際の自分たちよりも賢いつもりでいるところが10代の子にはあるので、大人からするとバカだなと感じることを考えてみたりもしましたね。