DIVA・ゆっきゅん「私のような存在が地方に住んでいる繊細な中高生たちにまで届け!」
それなら「…じゃ、私やる?」と(笑)。自分が好きなようにやってもいいなら私も“アイドル”ができる。学業と並行してじわじわと表舞台に立つようになりました。
――ステージに立って変わったことはありましたか?
ゆっきゅん:自分が好きな格好をして人前に立ったり、歌を歌ったり、何かしらの自分らしさを発信することで他の誰かにいい影響を与えることができるんだと実感したときに、あ、自分はこれがやりたかったんだと確信しました。それはXのポストひとつでも同じです。短い文章でもそれが誰かの希望や心の解放のきっかけになれるなら、自分のような人間が光り輝いているところを見せなければいけない、と。私が思春期の頃にはそんなロールモデルがいなかったんです。自分が10代のときにこういう人がいてくれたらもう少し楽だったかもと思うので。
今はまだ小さいですが、私のような存在が地方に住んでいる繊細な中高生たちにまで届け!と思っています。感度高くすでに好きでいてくれる方々も当然大事ですが、まだまだ届いてない人に知ってもらいたい。それは大きなモチベーションのひとつです。
「DIVA ME」で自分にしか描けないことがあると知った。