DIVA・ゆっきゅん「私のような存在が地方に住んでいる繊細な中高生たちにまで届け!」
――そして2021年にセルフプロデュースで〈DIVA Project〉を始動。過去のインタビューで「私にとってDIVAは、孤独なまま立っていて、人々に勇気を与え続けてくれる存在」と語っています。まさに誰かの光になりたいと願うゆっきゅんの集大成のような活動の始まり。
ゆっきゅん:ですね。まっさらなプロジェクトを立ち上げたというより、私が26年間生きてきた中で散らばっていた思いや感情をわかりやすくまとめた“ツイートまとめ”みたいなものが「DIVA ME」です。だからこの曲を出したときに「わかる!」と多くの方に反応をいただけたことがうれしかった。お披露目の配信のあとすぐにこの一曲について長文でnoteを書いてくれた方とかもいて。ああ今までとは違う速度でみんなの心に届いていると思えた。
「DIVA ME」ではじめて自分が歌詞を書く意味があると実感できたんです。J‐POPが好きでこの世の中にいい曲がたくさんあることは知っていたから、私があえて歌詞を書かなくてもいいかもと思っていたけれどそうじゃなかった。自分しか見てない景色があって、自分にしか描けないことがある。それを歌詞に落とし込んでいいんだ。