くらし情報『60年以上に及ぶ表現の集大成! 記憶を巡る、田名網敬一の大規模回顧展』

60年以上に及ぶ表現の集大成! 記憶を巡る、田名網敬一の大規模回顧展

敬愛する赤塚不二夫さんの、おなじみのキャラクターが登場する作品も勢ぞろい。コラボレーションのような“お題”はデザイナーとしての感性を大きく刺激。

Who’s Keiichi Tanaami?
60年以上に及ぶ表現の集大成! 記憶を巡る、田名網敬一の大規模回顧展


武蔵野美術大学在学中にデザイナーとしてキャリアをスタート。1975年からは日本版月刊『PLAYBOY』の初代アートディレクターを務め、日本のアンダーグラウンドなアートシーンを牽引。絵画、コラージュ、映像作品などジャンルを横断して制作する、現代的アーティスト像のロールモデルとなっていたが、本展開催中の8月9日、88歳で惜しくも逝去。

「田名網敬一記憶の冒険」国立新美術館東京都港区六本木7‐22‐2開催中~11月11日(月)10時~18時(金・土曜は~20時、入場は閉館の30分前まで)火曜休一般2000円ほかTEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)

おのでら・なつ国立新美術館特定研究員。愛知県美術館、資生堂ギャラリー学芸員を経て、現職。「NACT View 01 玉山拓郎 Museum Static Lights」展、「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」などを担当。


※『anan』2024年9月25日号より。取材、文・兵藤育子

(by anan編集部)

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