不動産会社の女性経営者が教える! プロなら選ばない、意外とお金がかかる「賃貸物件のNG間取り」
今なら絶対に選ばない物件です(笑)。
また窓が最も外気の影響を受けやすいのですが、二重サッシや複層ガラスになっていると、さらに断熱効果が高まるため電気代の節約につながります。また、古い年式のエアコンは最新の省エネタイプと比べると電気代がかさむので、内見の際にエアコンの年式の確認も行うようにしてください。
NG4.「駅から遠い物件」
平出さん駅から遠い物件の場合、バスやタクシーなどの交通費がかかることになるので、通勤や通学で毎日交通費を使う人は注意が必要です。雨や雪の日は駅まで行くのに大変ですし、余計に交通費がかかってしまう可能性も。できれば駅から徒歩10分以内の物件がおすすめです。
――他に、節約目線で物件をチェックすべきポイントはありますか?
平出さん費用面を重視して物件を選ぶなら、シャワー室のみ、ベランダなし、浴室乾燥機なし、エレベーターなしなど、”あったほうが便利だけどなくても生活できる”という条件は含めずに最低限の条件のなか物件を探します。設備がシンプルであれば家賃が低くなるのはもちろん、光熱費も抑えられるので、希望条件は少なくした方がいいです。
また私がこれから物件を探すなら、費用面での節約はもちろんですが、コスパだけではなくタイパを考えて、通勤時間が短い、掃除の手間がかからない、宅配ボックスや24時間ゴミ置き場があるといった、時間にゆとりができる物件を選びます。