画びょうやピンの穴はOK…? 不動産専門家が教える! 賃貸退去トラブルを避ける方法と対処法
ですが、じつは入居時から始まっている問題でもあるのです。ですから、入居時から退去に備えて準備しておくことが大切です。たとえば、不動産会社から渡される「入居時チェックリスト」にしっかり記入して返送しておく、入居時からすでにある傷や損耗などをスマホ等で撮影し、記録に残しておくなど。面倒くさがらずにしっかり対応しておきましょう。
POINT2大家さんや管理会社との連絡を密にする
ガイドラインは国の指針ではありますが法律ではありません。そのため、大家さんや管理会社によって基準が異なっているのが現状です。「これは大丈夫だろう」と勝手に判断せずに、何か疑問がある場合はすぐに相談することを心がけてほしいです。たとえば、壁に釘を打っていいのか、床に傷をつけてしまったけれど修理したほうがいいのか、など。
退去時に伝えるのではなく、その都度、相談して承諾をもらうようにしましょう。POINT3ゼロゼロ物件には要注意
ゼロゼロ物件とよばれる「敷金0」「礼金0」の物件は、敷金・礼金の支払いがない分、初期費用が安く済むというメリットがあります。その一方で、家賃が割高に設定されていたり、退去時にクリーニングやリフォーム費用を別途支払わなければならなかったりする可能性もあります。