くらし情報『“日記本ブーム”到来、背景にはコロナ禍やSNSの普及? おすすめ日記本8選』

“日記本ブーム”到来、背景にはコロナ禍やSNSの普及? おすすめ日記本8選

1540円

4、『富士日記(上)』新版武田百合子/中公文庫
“これぞ日記”。庶民の暮らしが記録された日記文学の至宝。
作家である夫と娘と過ごした富士山麓での13年間を記録した三部作の上巻。淡々としながらも、季節のうつろいや食事の記録などから当時の景色や匂いが感じられる名作。「これぞ日記の文体という感じがして、繰り返し読んでいます。日々の生活を誇張することも、卑下することもなく語る様が等身大で心惹かれます」。1034円

栗本さんセレクト

“日記本ブーム”到来、背景にはコロナ禍やSNSの普及? おすすめ日記本8選


1、『地震日記 能登半島地震発災から五日間の記録』鹿野桃香
能登半島地震が起こった5日間。携帯にメモしたリアルな思い。

能登半島地震が起こった1月1日から5日間、スマホに書き留めていた日記をZINEにした一冊。「普段通りに過ごしていた年明けから一転した様子がありありと書かれている。日記本は日付があることで自分の過去と結びつき、まるで同じ日を経験したかのように思える、その醍醐味を感じられる本です」(栗本さん)。1000円

2、『Revisit』VIDEOTAPEMUSIC/カクバリズム
楽曲制作をしながら日記を綴る。音楽と本、両面から記憶を記録。
国内のさまざまな土地でフィールドワークを行いながら楽曲制作をする著者がかつて訪れた地を再訪し、曲を作りながら滞在する様子を記録したカセットブック。

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