2017年2月21日 09:52
【フラワーデザイナー石井千花さんに聞く、お花のお手入れと飾り方のコツ・3】 花器のタイプ別 飾り方のコツ[PR]
石井さん
「まずは大きなお花を配置して、次に中くらいのサイズのお花を生け、最後に小さなお花や葉を加えていくイメージで。基本的にこういった段階を踏んで生けていくと、お花のバランスが取りやすいですよ。」
【4】
お花を生けていくときには多少でも高低差をつけてあげること。そうすることで、大自然の景色の中で見る成長の過程の異なる植物たちのリズム感を小さな花器の中で表現することができます。
<石井さんのプチテクニック>アレンジが少し物足りなく感じたら・・・
ひと通りの花材を生けた後に、石井さんが見せてくれたとっておきのプチテクニック。
ミスカンサスというまっすぐで長細い葉ものを指にグルグルと巻いて、体温で少し温めてあげるとこの通り。まるでコテを当てたかのように簡単にクルクルっと丸まります。
石井さん
「何か物足りなく感じた時は、違ったタイプの葉ものを入れてあげると表情が豊かになります。このテクニックは簡単にできるのにも関わらず、アレンジの良いアクセントになって、より上級者らしい見え方に仕上がりますよ。」
■ 小さめタイプ(番外編)
小さめでありながら優美な曲線を持つ個性的なイッタラの花器は、実はお花も固定しやすくお花初心者さんにも扱いやすいもの。