▲町家を利用したレストランに竹の犬矢来が施されていました。
夜も素敵!
▲しつらえの小型化も見られます。
次にご紹介するのは、ばったり床几(しょうぎ)。普段は、家の軒先の壁際にあげているのを、ばったりとおろして使うことからこの名前が付きました。
かつてはあちこちで見られて、この上に商品を並べてお店をしたり、ご近所さんとの井戸端会議に使ったり、将棋をさしたり、子供が遊んだりと、いろんな使われ方をしていたそうです。
なんだかほのぼのしますよね。なんと歴史は室町時代からだそう。今は町家でもなかなか見かけなくなっているしつらえのひとつです。
▲立派な町家の立派なばったり床几。
最後にご紹介するのは、一文字瓦。京町家の軒先の瓦の下の部分は、切り落とされたように真っ直ぐ!軒先が通りと平行でスッキリとしているんですね。これが京都の街並みをきれいに見せている理由のようです。
▲夜のお店の軒先。
先人の知恵がつまった京町家。こんな素敵な建物が身近にあるっていうのが、京都のちょっといいところ!皆さんも京都へお越しの際は、ぜひ注目してみてくださいね。
今回の京都のちょっといいことはここまで。