自分の人生は「恥」か「学び」か? ハリウッド流「魅力的な女性の作り方」
得た教訓は「人生とは厳しいものだ」ということ。いわゆる「トラウマ」を抱えたなかで、どう生きるのか?
自分も含め、成功した人は多かれ少なかれ「トラウマ」となる逆境を経験していて、それをむしろ燃料として困難を克服し、成功者になっていることが、多くの成功者と話をしてわかりました。
——それを演技に応用したのは?
アートとは「希望を与えるもの」だと私は思っています。
演技だけでなく、小説も絵画も、芸術全てが。アーティストが感じたトラウマ、そしてそれを克服する熱量を芸術を通して受け手と共有することで、共感を生み「私も克服できるかも」と希望を与えることができる。
アーティストの仕事は人を、世界を変えることができるんです。
——芸術の世界と現実の世界では違うのでは?
逆境に立った時、自分の境遇によって自分自身を壊してしまう人もいます。
同じ経験、同じ情報を得ているのに成功者とは別の方向へ進んでしまう人。
常に自己憐憫し、自分を憐れみ、一緒にいるだけでこちらが落ち込んでしまうような人。そんな人とはタダでも一緒にいたくないでしょう?ましてやお金を払ってまで。
負の感情は演技であっても出てしまいます。