子どもが生まれると、離婚のリスクが高まるってホント? 結婚、出産…女の描く幸せの裏に潜む「産後クライシス」という闇
ひと言でいうと、何もできなくなります。
その生活の様子は、家庭によってかなり個人差が大きいと思いますが、筆者の経験や一般的にいわれている話だと、こんな感じです。
授乳して、おむつを替えて、赤ちゃんを寝かしつけて、の延々繰り返し。
泣いている赤ちゃんをやっとのことで寝かしつけても、ベッドに置くと泣いてしまうからと、1日中赤ちゃんを抱っこして過ごすこともしばしば。そうしているうちに、手首は腱鞘炎になり、指は曲がらなくなり、腰も痛くなり……と身体がボロボロになることもあります。
赤ちゃんを抱っこしていると手が空かないので、友だちに「生まれたよ!」と報告したくても、メールすら自由にできない。
赤ちゃんを片手に抱っこして、反対の手でスマホを見るのがやっとです。
自分のご飯を食べる時間も、寝る時間もほとんどとれません。
トイレにすら行けないこともよくあります。
まさに「赤ちゃん一色」な生活は、体力的にも精神的にもけっこうタフです。24時間休みなしで育児をする妻。
これに対して、夫は今までとほとんど変わらない生活を続けることができます。
仕事もいつも通りできるし、残業もできる、飲み会も行こうと思えば行ける、帰ってきたら好きなテレビを見て好きな時間に寝られる。