くらし情報『秘蔵の宝物がズラリ!特別展「春日大社 千年の至宝」東京国立博物館現地レポート!』

2017年1月17日 08:00

秘蔵の宝物がズラリ!特別展「春日大社 千年の至宝」東京国立博物館現地レポート!

舞楽面 納曽利なそり(写真左)
平安時代・12世紀春日大社通期展示

秘蔵の宝物がズラリ!特別展「春日大社 千年の至宝」東京国立博物館現地レポート!


祭りの際に神の前に奉納する舞で用いられるお面です。納曽利は龍が舞い、遊ぶ様を表したとされる舞です。舞の動きに合わせて目や顎が動き、表情に変化が出る仕組みです。

春日大社では年間を通して多くの神事や祭りが行われていますが、その中でも12月に行われる「若宮おん祭」は国の重要無形民俗文化財に指定されている重要な祭祀です。若宮と呼ばれる神様を本殿にお呼びする儀式は、平安の昔から途絶えることなく続いているものです。かつては伊勢神宮も、遷宮の際に同様の儀式を行っていたと伝わっています。


秘蔵の宝物がズラリ!特別展「春日大社 千年の至宝」東京国立博物館現地レポート!


この巨大な太鼓は「鼉太鼓(だだいこ)」といい、神事の際に音楽を奏でる太鼓です。こちらには龍が描かれていますが、もう1つ、鳳凰が描かれた太鼓と対になっています。この太鼓は複製で、春日大社には源頼朝が寄進したとされるものがあります。

第6章春日大社の式年造替

春日大社では、社殿の建て替えや修繕が20年に一度行われます。これを式年造替といい、平成28年に迎えた式年造替は60回目を数えました。この章では式年造替に関わる記録とともに、今回の式年造替で徹下、すなわち役目を終えて神殿から降ろされた獅子・狛犬などが展示されています。

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