国立新美術館で開催「ミュシャ展」レポート!大迫力の「スラヴ叙事詩」全20作は必見!
ミュシャの作品はリトグラフで発表され、安価で求められたため、民衆の支持がより広がりました。
ラ・ナチュール
堺市
こちらはミュシャの彫刻の中では最も有名な「ラ・ナチュール」。ミュシャの絵に描かれている美しい女性は、立体になっても健在です。
Ⅱ世紀末の祝祭
1900年パリ万国博覧会「ボスニア・ヘルツェゴビナ館」壁画の下絵
堺市
19世紀末から20世紀にかけてのヨーロッパは、画期的な発明や技術の進歩により社会が大きく変化した時期でした。1900年にパリ万国博覧会が開催され、ミュシャはボスニア・ヘルツェゴビナ館の壁画を担当するなど多くの作品を出品します。
スラヴの連帯
プラハ市立美術館
また、1910年にはミュシャの故郷・チェコにプラハ市民会館が建設されます。ミュシャはここの天井画と壁画を担当。「スラヴの連帯(1910-1911)など」当時の下絵が展示されています。
左から「英知-プシェミスル朝のエリシュカ」、「戦う魂-ヤン・ジシュカ」、「誠実-ヤン・アーモス・コメンスキー」、「自力Ⅲ(犠牲)」
プラハ市立美術館
美しい壁画が今でも飾られているプラハ市民会館。実際に現地に行ってみたくなりますね。