くらし情報『国立新美術館で開催「ミュシャ展」レポート!大迫力の「スラヴ叙事詩」全20作は必見!』

2017年3月8日 08:00

国立新美術館で開催「ミュシャ展」レポート!大迫力の「スラヴ叙事詩」全20作は必見!

国立新美術館で開催「ミュシャ展」レポート!大迫力の「スラヴ叙事詩」全20作は必見!

左から「ロシアの農奴制廃止自由な労働は国家の礎」
「聖アトス山正教会のヴァティカン」
「スラヴ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓いスラヴ民族復興」
プラハ市立美術館

Ⅰ ミュシャとアール・ヌーヴォー

「スラヴ叙事詩」の展示に続いて、ミュシャがどのような経緯で「スラヴ叙事詩」を書くに至ったかをたどります。パリで雑誌や本の挿絵を描くことで生計をたてていたミュシャ。1894年、34歳の時に大女優サラ・ベルナールのポスターを手掛けたことで人生が一変します。


国立新美術館で開催「ミュシャ展」レポート!大迫力の「スラヴ叙事詩」全20作は必見!

左から「ジスモンダ、「ハムレット」、「ロレンザッチオ」
堺市

それがこの左「ジスモンダ(1895年)」のポスター。モザイクタイルのような装飾に、丁寧に書き込まれた衣装、そして妖艶な魅力をたたえるサラ・ベルナール。このポスターはたちまち評判となります。サラ・ベルナールの信頼を得たミュシャは、その後6年間にわたりベルナールとの契約を交わし、舞台の宣伝ポスターを手がけました。

国立新美術館で開催「ミュシャ展」レポート!大迫力の「スラヴ叙事詩」全20作は必見!

4つの花「カーネーション」「ユリ」「バラ」「アイリス」
堺市

こちらは1897年に発表された4つの花「カーネーション」「ユリ」「バラ」「アイリス」。今のマンガの表現にも確実に影響を与えているのでは、と思える美麗なデザインです。

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