恐竜大繁栄の謎に迫る!「ギガ恐竜展2017-地球の絶対王者のなぞ-」7月から幕張で開催
と「ティラノサウルス(愛称:ワイレックス)」の全身骨格は必見です。その大きさに圧倒されること間違いありません。さらに、世界各地から発掘された多数の貴重な実物化石、全身骨格標本、ロボットを通して、「恐竜の大繁栄」を構成した様々な要因を探り、その謎を解き明かします。
主な展示とテーマの一部をピックアップ!
●変わる地球
恐竜が生きていた中生代、地球の姿は現在とは大きく異なるものでした。大陸は分裂と移動を繰り返し、大気の組成や気温なども大きく変化した時代だったことが知られています。こうした大陸移動とそれに伴う環境の変化に大きく左右されながらも、恐竜は世界の各地で大きな繁栄を遂げていくのです。例えば、北アメリカで目覚しい進化を遂げたティラノサウルス類は、地球環境の変化にともない、陸続きとなったアジアと北アメリカの大陸間で「大移動」しながら進化を果たしたと考えられています。●さまざまな形、大きさ
1メートルにも満たない鳥ほどの大きさの恐竜から、38メートルを超える地球史上最大の陸上動物とされる竜脚類まで、恐竜の大きさは非常に多彩でした。
また、よろいや角で着飾った恐竜、長い首や羽毛を持つ恐竜など、その形についても様々だったことが明らかになっています。