恐竜大繁栄の謎に迫る!「ギガ恐竜展2017-地球の絶対王者のなぞ-」7月から幕張で開催
そんな多種多様な「姿」が、大繁栄にどのように関係したか、日本初登場の全身骨格や貴重な実物化石を通して紐解いていきます。
●ルヤンゴサウルス
ルヤンゴサウルス環境復元画
ルヤンゴサウルスは中国・河南省で発見された全長が38メートル、高さは14メートル、重さ130トンにも及ぶ世界最大級の竜脚類です。本展では、組みあがった全身骨格を日本初公開します。また、胴椎や大腿骨などの貴重な実物化石も紹介します。
●コンカベナートル
コンカベナートルは、スペインで発見された肉食恐竜。胴椎と尾椎にあるこぶ状の極端に長い神経棘が特徴です。さらに尺骨に残る小さな隆起は羽毛の跡と考えられています。
●アンキロサウルス類
中国で発見された植物食恐竜・アンキロサウルスの全身骨格が日本初上陸。
背中が鎧のような装甲で覆われ、尻尾の先にはハンマーのような大きな骨の塊を持っていたということが知られています。
●ペレカニミムス
ペレカニミムスは、ヨーロッパで初めて発見されたオルニトミモサウルス類です。非常に小さな歯や、頭部のトサカ、ペリカンのようなのど袋などの軟組織が奇跡的に発見されました。さらに、近年の発見により、ペレカニミムスは羽毛を持つことも明らかになりました。