世界的プロダクトデザイナーの思考に迫る―AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲展
そのようにして生み出されたものがその場に投じられることによって、ものと空間が相互に作用して、「いい雰囲気が」が醸し出される。本展では、そんな「いい雰囲気」を醸し出すことを実践しています。実際の居住空間に見立てた展示室で深澤の思考を立体的に感じ、生活の空気、すなわちAmbientを体感できる展覧会なんですね。
●モディファイ スフィア
2009年、パナソニック 汐留ミュージアム 蔵
《モディファイ スフィア》パナソニック株式会社、2009年、パナソニック 汐留ミュージアム 蔵
シンプルで美しい完全な「光の球」を目指した照明器具。それまでも球体の照明器具は存在していましたが、全体が均一に光るものはありませんでした。
●加湿器
±0、2004年、NAOTO FUKASAWA DESIGN 蔵
《加湿器》±0、2004年、NAOTO FUKASAWA DESIGN蔵
使用していないときでも「潤い」を感じさせる置物としてデザインされた加湿器。
●HIROSHIMA アームチェア
マルニ木工、2008年、株式会社マルニ木工 蔵
《HIROSHIMAアームチェア》マルニ木工、2008年、株式会社マルニ木工 蔵
世代を越えて使い続けることができ、世界に誇れるようにと考え抜かれたアームチェア。