2021年2月26日 21:30
誘拐・公然わいせつ…登下校は不安要素だらけ!入学前に親としてできることって?
「お友達のズボンを脱がした」「スカートをめくった」「無理やりキスをした」といった性トラブルが起きたときに「悪ふざけ」で済まされてしまい、当事者であるお子さんが心に大きく傷を残してしまうこともあるのです。
こういった度が過ぎた悪ふざけをお子さんが「しない」ためにも「されない」ためにも、「水着ゾーン」についてよく話しておくことが大切です。「水着ゾーン」について正しく理解できていれば、子ども同士であっても「これはしてはいけないことだ」「自分がされたことは間違っている」ということがわかるでしょう。もしお子さんから相談を受けたときは、間違っても「そんなの悪ふざけでしょ」「大げさすぎる」「空気を読んで仲良くしなさい」などと、訴えを無下にするような発言は控えてください。まずは「話してくれてありがとう。嫌な思いをしたね」とお子さんの訴えを受け止め、学校に相談するなど対処したいところです。
子どもの精神面の変化にも注意しながら
性教育をつづけましょう
私は3歳~10歳が「性教育適齢期」だと考えています。
3歳にもなると大人の言葉を理解できるようになり、同時に男女の体の違いなどにも気づきはじめます。