くらし情報『身近に感じたジェンダーの問題。幼稚園で「男の子みたい」と指摘された娘は…』

2021年7月29日 12:30

身近に感じたジェンダーの問題。幼稚園で「男の子みたい」と指摘された娘は…

わが家には7歳、5歳の娘と3歳の息子がいるのですが、見ているテレビの影響もあり、一人称が「ぼく」だったり「あたし」だったりと、その時々で定まらない状態です。私自身はあまりそういったことを男女でくっきり分けてしまうのが好きではないのでそのままにしていたのですが、ある日次女が幼稚園で「女の子なのに『ぼく』はおかしい」と言われたらしく、落ち込んで帰ってきました……。

目次

・一人称が「ぼく」の長女
・女の子なのに「ぼく」はおかしい
・いまいち響かなかった私の言葉
・娘を励ましたクラスメイトの言葉
・著者:岩崎はるか


自分のことを「ぼく」という娘。幼稚園で「おかしい」と指摘され…


自分のことを「ぼく」という娘。幼稚園で「おかしい」と指摘され…


一人称が「ぼく」の長女

発端は長女が自分のことを「ぼく」と言い始めたことでした。どちらかというと男の子向けのヒーローものを好むせいか、「あたし」や「わたし」というのが恥ずかしく抵抗があるというのです。

一方、次女は女の子っぽいものが好きで「あたし」という一人称を使っていたのですが、憧れの姉のまねをしたいという気持ちがあったのか、次女も「ぼく」と言うことが増えてきました。


女の子なのに「ぼく」はおかしい

ある日、次女が幼稚園から帰ってきたとき元気がなかったので事情を聞いてみると、同じクラスの女の子から「女の子なのに『ぼく』っていうの変なの。男の子みたい」と言われたというのです。

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