「また汚れチョイ残し!?」掃除するたびになぜか少しだけ汚れを残す彼。理由を尋ねるとー!?
と誰かが伝えると、別の誰かが「すごくきれいになったね!いつも本当にありがとう」と、感謝の気持ちを伝えることが定着化しました。特に、義両親は「ええ〜こんなにキレイになったの!? 本当にありがとうね〜」と、掃除した人をとにかく褒め、心からの感謝を伝えてくれるのです。
そんな義両親を見て、私は「同棲中に、掃除をしてくれた彼をもっと褒めたり、感謝の気持ちを伝えたりするべきだったな。そうすれば、彼は『汚れチョイ残し』なんてしなかったかもしれない」と感じました。私たち夫婦の間で、「ありがとう」という当たり前のコミュニケーションが実はおろそかになっていたこと、その積み重ねが、やがて大きな不満になってしまうことを、身をもって体感したのでした。
自ら進んで掃除をしてくれる彼が、「どこが変わったのかわからない」という私の発言に密かに傷ついていたことを知って、私は心底反省しました。加えて、自分の厚意が誰かに気付かれないことは、大きなストレスになることもわかりました。これからは、たとえ小さなことであっても彼や義両親に「ありがとう」をしっかり伝えられるよう、心がけていきたいです。