くらし情報『性教育というタブーから生まれる「安全じゃないセックス」』

2016年10月4日 04:40

性教育というタブーから生まれる「安全じゃないセックス」

を取り除き、果たして正しい性知識は教えられるのか。 
外部講師を招いた性教育を行う学校は存在するものの、まだまだ十分とは言えない日本の性教育。 
私たちはどのようにして正しい性知識を得るべきか。

リベラルな国、アメリカ?

(Photo by Celso FLORES)

(Photo by Celso FLORES)

日本以外の国では、一体どのような性教育が行われているのだろうか。 
アメリカを例に見てみよう。 
実は、アメリカでは禁欲のみを求める性教育が大半とされる。 
さらに、アメリカの3分の1のティーンエイジャーたちは、正しい避妊方法についての教育を受けないともいわれている。 
Advocates for Youthの報告によれば、禁欲のみを求める性教育を受けても、長期的に見たときには、性行為の開始時期を遅れさせることはできないとされている。

日本では、2000年度から医師による性教育を開始した秋田県で人工妊娠中絶率が減少した。 
望まぬ妊娠、そして近年、若年層に広がる性感染症などを防ぐためには、正しい性知識を教える性教育は必須だろう。

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