くらし情報『2秒に1人、世界のどこかで子どもが子どもを出産している。日本人も他人事ではない、社会の陰に隠れた“若年妊娠”の事実。』

2秒に1人、世界のどこかで子どもが子どもを出産している。日本人も他人事ではない、社会の陰に隠れた“若年妊娠”の事実。

赤ちゃんのお人形がプリントされている箱を手にし喜びに満ちた少女の動画。実はこれ、人々に「ある社会問題」を投げかける動画として話題になっているのだ。

※動画が見られない方はこちら

プレゼントされたベビードールの箱を嬉しそうに開ける少女。しかしそこに入っていたのはベビードールではなく「妊娠検査薬」。同封されたカードに書かれた「2秒に1人、世界のどこかで少女が出産しています」という文章を読み絶句する少女。そして動画の最後に少女が残した言葉「女の子が子どもを産むことができるの?」 日本では若いうちに妊娠、出産をすることを「子どもが子どもを産んでいるようだ」という。はたして本当に「子ども」が「子ども」を産むことはできるのだろうか?

突如終わりを告げる「子ども時代」

少女の動画をアップしたのはNGO団体「Save The Children」。1919年にイギリスで創設され、「すべての子どもにとって、生きる、育つ、守られる、参加する“子どもの権利”が実現されている世界」を目指すことを目的とし、現在では日本を含む29ヶ国の独立したメンバーが連携し、約120ヶ国で子ども支援活動を展開している。
このSave The Childrenが提示している問題の1つが「失われた子ども時代」。

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