他に類をみない“フリーランスの映画配給者”。「ワクワクしながら働くこと」を追求し続ける男の野心
世界中から出品されるドキュメンタリーの数は300本を越え世界ナンバーワンで、この映画祭でプレミア上映する作品の数もナンバーワン。
日本のニュースは国際報道があっても報道される内容は限られている。アメリカのニュースや中国や朝鮮半島のニュースが多い。でもヨーロッパの映画祭に行くと、ロシアとウクライナの紛争の最前線にある街の少年の話など、日本にいたら絶対に知り得ないような東欧の話がいたるところにあって。初めて参加するIDFAでの活動方法は全く想像がつかず、過去に行った事がある日本人に問い合わせましたがあまり具体的なアドバイスはもらえず、まずは自分の勘で行ってみることにしました。結果的に他の映画祭で出会ったドキュメンタリー人と再会しいろいろ教えてもらいました
「世界の片隅の話だけど、それが世界の中心の話なんだよ」
ドキュメンタリー映画を専門に配給している有田氏にドキュメンタリー映画の醍醐味をうかがうと、「世界の中心を感じているんだと思う」という答えが返ってきた。
映画祭に行くと、世界の片隅の話がそこら中に多くあります。日本では知り得ない話と出会うと、日本にも伝えたいって思う。
世界の片隅の話だけど、それが世界の中心の話なのです。