“平和ボケ”の日本人へ。社会がいう“正しい答え”ではなく、自分にあった答えを探すための冊子を作る若者
日本社会は自由なのか、考えたことがあるだろうか。代々木公園にいた高校生二人に「生活していて不自由に思うことはない?」と、今回の取材対象である20代の若者たちが聞いてみると返事は「いや、特にない」というものだったという。だが、その高校生たちにとって日本社会は本当に「自由」なのだろうか?日本のジェンダーギャップ指数のランキングは144カ国中111位(2016年)とかなり低く、平均して女性は男性の66%しか賃金がもらえていないというデータもある。また、日本社会は決して自分の抱えているメンタルヘルスの悩みや、セクシュアリティについてオープンに話しやすい環境ではないだろう。そんなことを問題と感じ、B.G.U.(ビージーユー)という名の多面的に「自由」を考え直すフリーペーパーを使い、発信する若者たちがいる。Be inspired!は、編集長を務める大学生のYumeと、アパレルのショップスタッフと薬剤師の仕事をしておりB.G.U.の紙面によく登場するMakotoに「なぜ人々は自由に対して疑問を持たないのか」「なぜ人々は似たような人生しか選択しないのか」をテーマにインタビューを行った。

Yume(左)