くらし情報『#016 利便性や立地よりも「コミュニティ」や「スピリット」を中心とする“商店街の新しいカタチ”を提案する男| ALL YOURS木村のLIFE-SPECの作り方』

#016 利便性や立地よりも「コミュニティ」や「スピリット」を中心とする“商店街の新しいカタチ”を提案する男| ALL YOURS木村のLIFE-SPECの作り方

池尻大橋の“新店舗”からこんにちは!ALL YOURSというお店でDEEPER’S WEARというブランドを取り扱っている、木村 昌史(きむら まさし)がお送りします。

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それは、キャンペーンをしてバズらせたり、インフルエンサーを使ってプロモーションしていく手法とはちょっと違います。バズやインフルエンサーは「量」を追い求めるブランディングだと思っていて。インフルエンサーを使ったプロモーションはかつてのTVCMや雑誌広告で有名タレントを器用することとほとんど変わらない。TVCM、雑誌からSNSへチャネルが移行しただけに思えてしまう。また、キャンペーンを行って集中してバズらせることも、接点をたくさん作ってだんだん知ってもらうような僕らのやり方では違和感がある。一回で終わってしまっては意味がないのだ。実際にブランドやコミュニティの中で熱量が高まるのは時間がかかるから、我慢できずにフタ開けちゃうと熱が逃げてしまう。
我慢ができずに無理矢理拡散させてしまうとブランドを消費することになるし、長期的に見るとブランド毀損することになる。バズやインフルエンサーの力を使うことを否定はしないけど、僕は、それはブランドの寿命を短くするだけだと思っているし、ブランドのメッセージが刺さる“いいコミュニティ”とは、「質」

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