2011年2月14日 13:43
英国アカデミー賞開催。やはり強い『英国王のスピーチ』が7部門を制覇
同作は編集賞、脚本のアーロン・ソーキンが脚色賞を受賞した。
英国人のクリストファー・ノーラン監督の『インセプション』も美術賞、音響賞、特殊効果賞の3部門で受賞。同作でイームスを演じたトム・ハーディは、英国アカデミー賞のTV中継のスポンサーである携帯電話事業者「オレンジ」が主催のサービス「Orange Wednesday」が選ぶ新人賞を受賞した。「Orange Wednesday」はオレンジ社の携帯電話利用者対象で、毎週水曜は映画の入場料2枚が半額の1枚分で購入できるというもの。
アニメーション映画賞は『トイ・ストーリー3』、外国語映画賞はスウェーデンの『ミレニアムドラゴン・タトゥーの女』。英国映画新人賞は『Four Lions』(原題)のクリス・モリスが受賞した。
また、50〜60年代の『ドラキュラ』シリーズ、最近では『ロード・オブ・ザ・リング』のサルマン役や『チャーリーとチョコレート工場』のドクター・ウォンカ役でおなじみの御歳88歳のクリストファー・リーが生涯功労賞を受賞、長年の活躍を讚えられた。
(text:Yuki Tominaga)
写真は英国アカデミー賞で主演男優賞を獲得し喜ぶコリン・ファース。