働き女子の心得vol.3 英国王室ロマンスに胸キュン、その“裏側”をお勉強!
その人物こそが、この映画の主人公たるジョージ6世なのだ。健康面に不安を抱え、吃音というハンディキャップを負っていた彼は、兄が王位を捨てたことで突如英国王に。そこからジョージ6世の苦難が始まることもあり、映画ではエドワード8世とウォリス・シンプソンに皮肉を込めた眼差しが向けられている。実際、ジョージ6世が王の座に就く前から彼を支え続けた妻・エリザベスは、エドワード8世やウォリス・シンプソンを快く思わず、長きにわたって確執が続いたという。
一方、困難の時を夫婦二人三脚で乗り越えたジョージ6世と妻・エリザベスは、穏やかなおしどり夫婦として映画に描かれている。妻の愛を得て真の王への道を歩んでいったジョージ6世の覚悟と、彼を支え続けたエリザベスの献身。現・エリザベス女王も、そんな父母の愛情あふれる関係に触れながら育つ娘として映画に登場する。
まもなくロイヤル・ウェディングを迎えるウィリアム王子とケイトさんはどんな“王室ロマンス”を繰り広げていくのか?孫の結婚を祝福し、自身もフィリップ殿下と60年以上の長い結婚生活を送ってきた現・エリザベス女王は、父と母の夫婦愛を描いた『英国王のスピーチ』をとても気に入っているという。