くらし情報『ジブリ最新作を携えて宮崎駿、鈴木P、庵野秀明が被災地を訪問していた』

2011年7月4日 18:51

ジブリ最新作を携えて宮崎駿、鈴木P、庵野秀明が被災地を訪問していた

初めてスタートラインに立てたような気がします」と晴れ晴れとした表情。

鈴木プロデューサー曰く「宮崎駿は『2本目が勝負。これがダメなら監督なんてやめちまえ』と言っていたのでどんな感想持つかハラハラしてました。素直に『よかった』なんて言うはずはないと思ってましたが、観終わっての第一声は『おれの作った俊はあんなに不器用じゃない。あれじゃまるで吾朗だ』でした」とのこと。また吾朗監督へのメッセージとして駿監督は「おれをもっと脅かしてみろ」と語ったとか。これに対して吾朗監督は「おもわず『死ぬなよ』と言ってしまいました」と偉大なる父への複雑な思いを垣間見せた。

また、鈴木プロデューサーは、NGO「ピースウィンズ・ジャパン」(大西健丞代表)の要請を受けて本作を携えて陸前高田市などの被災地を回ったことを発表。
宮崎駿監督と、「エヴァンゲリオン」シリーズで知られ、ジブリ作品の『風の谷のナウシカ』にも参加している庵野秀明も同行したそうで、本作の上映のほか、トトロが描かれた色紙へのサインなども行ったという。「涙を流して喜んでもらい、嬉しかったです」と現地で鑑賞した被災者の反応も明かした。

『コクリコ坂から』は7月16日(土)

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