宮崎吾朗監督「今後のジブリの方向性は?」女子高生の鋭い質問にタジタジ!
今後は、現実に軸足を置いた作品が作られるはず」と真摯に答えていた。
企画とシナリオを手掛けているのは、吾朗監督の父親である宮崎駿。「僕の親って宮崎駿ですからね。これはもう“運命”として受け入れるしかないんですよ。僕自身そこから出発している部分もありますし」と吾朗監督。また当初、吾朗監督が描いたヒロイン像は「丸顔で首が太くてがっしりした体型だった。いわゆる普通の女の子ですね」(吾朗監督)。ところが駿監督から「ヒロインがこんなんじゃダメ。
もっとかわいく描け」という“ダメ出し”があったのだとか。親子2代の物語を描いた『コクリコ坂から』の舞台裏に、そんなドラマがあったとは…。ぜひかわいくデザイン変更された海ちゃんを劇場のスクリーンで確認してみては?
トークショーには現在、スタジオジブリに“弟子入り”しているという川上量生氏(株式会社ドワンゴ代表取締役会長)も出席。「ジブリってすごく厳しい職場だと思っていたけど、実際は、ジブリの夢物語に住んでいるような人たちが働いているんですよ。まぁ、吾朗さんは大変な立場で可哀想ですけど(笑)」とその知られざる内情を明かしていた。『コクリコ坂から』は7月16日(土)