くらし情報『【シネマモード】この夏、恋愛偏差値を高めるなら… アジア発のこの二作』

2011年7月13日 09:55

【シネマモード】この夏、恋愛偏差値を高めるなら… アジア発のこの二作

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)

ここに純粋無垢なヒロインがいます。1970年代初頭の中国に生きたジンチュウと、現代の韓国に生きるウニの二人。彼女たちが出会う運命の恋愛を描いたのが、中国の巨匠チャン・イーモウ監督の『サンザシの樹の下で』と、世界が注目する韓国人監督イム・サンスの『ハウスメイド』です。この二つの作品は、アジアが舞台であること、純真な女性が経験する身分違いの恋愛物語であること、という共通項はあるものの、実は全く異なる愛の形を描いているのです。

『サンザシの樹の下で』の舞台は、文化大革命下の中国。国策により、農村での再教育に送られた高校生のジンチュウは、住み込んだ村長宅で、年上の青年・スンに出会います。家族と離れて暮らすジンチュウを何かと気遣い、好意を隠さないスンに、彼女は自然と惹かれていくのです。でも、地主階級の父と教師の母が反革命分子として迫害されているジンチュウにとって、この恋は絶対に許されないもの。
愛を誓い、密会を重ねるのですが、時代、そして過酷な運命のいたずらによって、二人は試練を課されるのです。

一方、『ハウスメイド』は、1960年に映画化されたキム・ギヨン監督の名作『下女』のリメイクですが、舞台は現代の韓国。

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