2011年7月15日 16:03
【ハリポタ 特別インタビュー4】プロデューサーがいまだから明かす苦労と成功の秘密
何よりこの3人とも、全く偉そうなところがなく、非常に謙虚なんです」。
もちろん彼も、プロデューサーとして現場に足を運んでいるが、撮影の最終日の現場の様子についても明かしてくれた。
「最終日はみんな涙を流していましたね。(最終章の)『PART1』の終盤に近いシーンなのですが、ルパートとダニエルとエマが魔法省から逃げるシーンをブルースクリーンの前で撮影していて、デヴィッド・イェーツ監督がそこで『カット』と言っておしまいになったわけですね。その後、みんなで抱き合って、最後は監督がスタジオを去るときにまたみんなで泣いて…とても感動的な最終日になりました」。
「信念を貫いてやり遂げた」からこそ成功した証
10年におよぶシリーズで同じキャストを起用し続けるなど、これまでにない手法で映画を成功に導いてきたが、何より原作の素晴らしさを成功の第一の理由に挙げる。
「この映画は確かに成功しましたが、本なしでは考えられないものです。なぜこの本が素晴らしかったかというと、親子でシェアしながら読める、親も子も両方とも楽しめるという点でしょう。
素晴らしいテーマ、面白いアイディアも入っているし、この世界観がとにかく素晴らしいというところがみんなを惹きつける理由だと思います。