2011年8月9日 16:11
堺雅人「こういう日本だからこそ心に響く」 『日輪の遺産』に込められた思いを吐露
でも、現場の役者チーム、スタッフのみなさん、何より女の子たちのかわいい笑顔、純粋な笑顔に助けてもらいながらなんとかやり遂げました」と充実の表情で撮影を述懐。福士さんは、デビュー作『チルソクの夏』以来の佐々部監督との仕事となったが「ゼロの状態を知っている監督に自分の成長ぶりも見られるような緊張感があり、萎縮しつつ、胸を張って頑張りました」とふり返った。
佐々部監督は「このドラマに出てくる少女たちの悲劇について、最初に決めたのは、『ひめゆりの塔』の悲劇を提示するような映画にはしたくないということです。日本人が、ちゃんと立ち上がる様をいまの我々がちゃんと受け止められるような映画にしたいと思って、それが浅田次郎先生の原作に込められた想いだと感じました」と映画に込めた思いを明かした。
この日は、永迫さん、松本さん以外の女学生17名の女生徒役の少女たちも来場。ユースケさんの「みんな、出ておいで!」という声で壇上に勢揃い。撮影時のエピソードなどを思い思いに語ってくれた。
さらに、本作のイメージソングを担当する元さんも応援に駆けつけ「永遠の調べ」を熱唱。
「誰もが永遠の眠りに付く時に、贈ってもらいたい歌があるのではないかと思います。