12歳にして名優、ダコタ・ゴヨ 『リアル・スティール』で見つけた新たな夢
、たくましくて自立したところもあるんだ。僕自身はたくさんの人と関わることが好きな性格だからマックスほど自立してはいないけれど…。でも、ビデオゲームが大好きっていうのは共通しているかな。せっかく日本に来たから、秋葉原にも行ってみたいんだ!」。旧型ロボット・ATOMと運命的に出会い、コンピューターを使いこなしてATOMを改造するマックスを演じる姿と、普段ゲームに夢中になっているダコタ・ゴヨの姿が自然と重なって見えるのは彼の演技力あってこそ。マックスというキャラクターをどれだけ理解しているのかは、彼の大人顔負けのコメントからも伝わってくる。
「僕がマックスを好きだなって思うのは、彼の心の内面、感情の部分に惹かれたからなんだ。さっき言ったマックスの性格の中にはチャーリーらしさもあって、自立したところ、たくましいところはチャーリーに似ているし、心の温かさや優しさはきっとお母さんに似たんじゃないかなって。
映画の中でチャーリーが(マックスの)お母さんの話をするシーンがあるんだけど、その言葉から温かくて優しい人物(母親)だったっていうのが分かるんだ。あと、人は何もかも一人でするのではなく誰かと一緒にすることも必要だということをマックスがチャーリーに伝えようとしている、そういうマックスも好きなんだよね」。