全国のビデオショップ店員が選ぶ「ビデオ屋さん大賞」、2011年の1位は『告白』!
同作に続き、2位にランクインしたのは、主演ナタリー・ポートマンの怪演が印象的な『ブラック・スワン』。この2作のほかにも、ダークテイストが極まった人気シリーズ最終作『ハリー・ポッターと死の秘宝(PART1~2)』(6位)や『十三人の刺客』(9位)、『悪人』(11位)、『冷たい熱帯魚』(17位)など、人間の暗部や狂気をえぐり出すダークな世界観の映画作品が多く支持されていたのは、注目すべき傾向である。
また、映画だけでなくあらゆる映像作品を対象としているだけあり、上位にも幅広いジャンルの作品が集まったが、中でも今年はTVアニメとOVAが8本、国内TVドラマが6本と、映画以外の作品が健闘を見せた。3位には「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」、5位には「魔法少女まどか☆マギカ」と深夜枠でTV放送された大人向けアニメがランクイン。また、海外TVドラマにおいては、「glee/グリー」(10位)や「CHUCK/チャック」(19位)、「ホワイトカラー “知的”犯罪ファイル」(30位)と、新顔シリーズも高い支持を集めていた。
同賞では各作品に投票された「総得点(1人10ポイントまで)÷投票者数」