くらし情報『サム・ワーシントンインタビュー 「自分の過去の経験を活かした」恋愛とは?』

2012年5月11日 20:49

サム・ワーシントンインタビュー 「自分の過去の経験を活かした」恋愛とは?

彼は何かを探しているんだと思う。幸せそうに見えるいまの生活に欠けている何かを探しているんだけど、彼自身もそれが何かは分かっていないし、それが形となって見えるものかすら分からないけど、何かを求めているようなキャラクターにしたかったんだ」。

いいところも許せないところも含めて、マイケルが至って普通の男性だと感じさせる、そのリアリティはきっとサムだからこそ表現できたものなのだろう。キーラとの何気ない夫婦のやり取りに「そうそう」と感じる人も多いはず。その役作りについてサムは明かす。
「僕はあの場所にいて、浮気をしてたし、浮気をされていた。誘惑していたし、誘惑されていた。そういう人間関係の間にある危うい部分を、監督は台本に反映させていたし、僕もその台本を読んで自分の周りの人間関係について考えさせられたし、台本に書かれた物語のようにはなりたくないと思ったんだ。
でも実際にそこに書かれたことを演じていると、自分の過去の経験などを仕事に活かすことができたし、新しい経験をすることができた。監督の素晴らしいところは、登場人物に強い個性を与えながらも、それらの人物を悪者にしないことだ。だから観ている人は、物語の途中で多少の好き嫌いがあっても、最終的にはちょうどいい感じでまとまるんだ」。

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