くらし情報『『ヘルタースケルター』アジアでも大旋風の予兆 蜷川監督、台北で作品アピール』

2012年7月17日 15:42

『ヘルタースケルター』アジアでも大旋風の予兆 蜷川監督、台北で作品アピール

台湾では写真家としても昨年大規模な写真展が開催され、『さくらん』も大ヒットを記録した蜷川監督とあって当日行われた舞台挨拶付き上映のチケットは30分で完売、会場は大勢のファンで満席に!試写後のティーチ・インは観客から数々の質問が飛び出す熱気あふれるものとなった。

本映画祭のディレクターから沢尻さんの起用理由について尋ねられ、「整形してまで美貌を手に入れた女性の話なので、圧倒的にかわいくてみんなが好きな顔でなくてはならないので、外見という点で。演技力もあり、濡れ場やハードな露出もある役なのでそういうことができる気合いの入った女優魂のある人がいいなと考えると彼女しかいなかった」と語る蜷川監督。本作の題材である美容整形について質問が及ぶと、「整形手術自体については、やりたい方はやったら良いんじゃないかなと思うのですが、整形した人が整形を止められなくなっていく、依存していく、中毒性があることが恐ろしいと思います」と素直な胸中を明かす。この中毒にまさにハマってしまうのが主人公・りりこ。「美」の虜になる彼女を象徴するように劇中たびたび登場する「蝶」の存在も気になるところだが、「蝶はさなぎが蝶に美しく変身するとか孵化すること、はかない生き物なので、すぐに美しい寿命が過ぎ去ってしまうといったことの象徴として使いました」

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