「沢尻エリカ」について知りたいことや今話題の「沢尻エリカ」についての記事をチェック! (1/13)
2020年2月に薬物事件で執行猶予付きの有罪判決を受け、その後芸能活動を休止していた、俳優の沢尻エリカさん。2023年11月2日、沢尻さんが舞台『欲望という名の電車』に出演し、芸能活動を再開するというニュースが流れ、多くの人が驚きの声を上げました。舞台の公演は、2024年2月。それよりも前に、ライフスタイル誌『GINGER』で表紙を飾ることが明らかになったのです。沢尻エリカ、『GINGER』の表紙飾る沢尻さんは、2023年12月22日に発売予定の特別増刊号に登場。誌面では、4つのコーディネートをしながら、服装の雰囲気に合わせたポージングを見せているといいます。関係者によると、沢尻さんはシャッター音に合わせて完璧なポーズを決めていたのだとか。「衣装の雰囲気に合わせて指先、足先まで意識を行きわたらせ、その姿にブランクは一切感じられなかった」とつづられていました。撮影を終えた後でインタビューに応じ、自身の想いを語っていたという、沢尻さん。舞台『欲望という名の電車』について聞かれると、「不安半分、楽しみ半分というのが正直なところ。今は入念に本を読み込んでいる最中」と話していたそうです。沢尻さんが『GINGER』の表紙を飾ったことを受け、SNSでは「美しすぎる」「沢尻さんの人生を感じる写真」「年齢を感じさせない」との声が上がり、注目を集めています。沢尻さんの今と、これからが詰まった内容になっているそうなので、気になる人は、発売日に『GINGER』を手にとってみてはいかがですか。【『GINGER』2024年3月号特別増刊号】発売日:2023年12月22日価格:950円(税込)[文・構成/grape編集部]
2023年12月15日「ポスター撮影では、上流階級出身の未亡人役を演じるにあたり、妖艶なオーラを出していました。トレーニングや食事制限をして体を絞っているそうです」(制作関係者)来年2月に上演される主演舞台『欲望という名の電車』で約4年ぶりに女優復帰する沢尻エリカ(37)。「沢尻さんは’19年11月に麻薬取締法違反の容疑で逮捕、起訴され’20年2月に懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決が下りました。当時、出演が発表されていたNHK大河ドラマ『麒麟がくる』は降板。ドラマの撮り直しなどを含め違約金は10億円以上とも報じられました」(スポーツ紙記者)沢尻の芸能界復帰には、各メディアから注目が集まっていた。「復帰作については、配信ドラマやアジア圏の映画出演などさまざまなオファーが来ていたそうです。所属事務所と話し合いを重ねるなかで、沢尻さんが“女優としての覚悟を生で見てもらいたい”との決意を示し、復帰作が舞台に決まったといいます」(前出・制作関係者)今年8月、沢尻は所属事務所会長である松浦勝人氏のYouTubeに出演して話題にーー。「松浦会長のロールス・ロイスに沢尻さんが乗り込むサプライズ映像でした。SNSでは《エリカ様おかわりなさすぎてすごい》《早く復帰して欲しい》など、好意的な反応も多く見られたため、来年からの復帰が決まったようです」(前出・スポーツ紙記者)初公判では、弁護人から俳優への復帰について問われると“女優への復帰は考えていません”と宣言していたがーー。「携帯を解約し、遊び仲間とは一切、連絡を絶ったそうです。コロナ禍と重なったこともあり、自宅に籠る生活が続いていました。スマホを見ると、自分について批判的なネットの書き込みが目についてしまい、“もう女優に復帰できない”と精神的にも参っていたそうです」(沢尻の知人)そんなときに、家族から“自宅キャンプ”を勧められたという。「もともと沢尻さんは大自然が好きで、野外キャンプによく出かけていました。ある日、顔色のすぐれない沢尻さんを見て、お兄さんが“自宅キャンプ”を勧めたそうです。バルコニーにテーブルやチェアを置き、テントを張って外気に触れる生活が気分転換になるのでは……と。日中はそこでコーヒーを飲んだり、簡易的なバーベキューをしたこともあったとか。夜はランタンの明かりでのんびり空を見上げるなど、徐々にリラックスできるようになったそうです」(前出・知人)沢尻は次第に持ち前の明るさを取り戻していったという。「コロナ禍が明けてから、家族で本当のキャンプにも出かけたそうです。気力が回復したことで“もう一度、女優業に挑戦しよう”と思い立ったそうです」(前出・知人)“悪縁絶ち”のテント生活は彼女の今後の女優人生の転機になるかも。
2023年11月17日沢尻エリカ(37)が来年2月10日から上演される舞台『欲望という名の電車』で、女優復帰することが判明した。劇作家テネシー・ウィリアムズによる本作は’47年にブロードウェーで初演され、アメリカ南部のニューオーリンズを舞台に裕福な家庭に生まれた女性が没落していく姿を描いた物語。約4年ぶりに女優業を再開する沢尻にとって、舞台は初挑戦。かつ主人公のブランチ・デュボアを演じることから、注目が集まっている。’19年11月に合成麻薬MDMAやLSDを所持していたとして、麻薬取締法違反で逮捕・起訴された沢尻。当時、濃姫役として出演予定だった大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK)を降板し、複数のCMも打ち切りとなった。同年12月6日に保釈された後、沢尻は薬物依存脱却のため都内の病院に入院。初公判の2日前には、沢尻の母親が本誌の直撃に「エリカは反省していますから……」と声を絞り出すように語っていた。逮捕後は沈黙を守っていた沢尻だが、初公判では起訴内容を全面的に認めた上で深々と謝罪。さらに自らの職業を「無職です」と答えただけでなく、次のように“引退宣言”までしたのだった。「女優への復帰は考えていません。影響力のある立場の人間としてあまりに身勝手な行為で、多くの方を裏切り、傷つけてしまいました。復帰する資格はないです」裁判では懲役1年6月、執行猶予3年の判決が言い渡され、表舞台を去ったかと思われていた沢尻。いっぽう今年8月には所属事務所「エイベックス」の松浦勝人会長(59)のYouTube動画に純白のドレス姿で登場し、以前と変わらない美貌は話題を呼んだ。しかし女優復帰にあたって舞台のメインビジュアルやメイキング映像は公開されたものの、沢尻本人によるコメントは発表されていない。また現時点では、女優復帰に際して記者会見が行われるかも不明だ。逮捕前は、映画『ヘルタースケルター』やドラマ『ファーストクラス』(フジテレビ系)などで存在感を放ち、女優として確固たる地位を築いていた沢尻。それだけにネット上では《えりかさん復帰おめでとう》《エリカ様待ってました!》《舞台観に行きたい》と歓喜する声が。そのいっぽう、“引退宣言”をしていたこともあって説明責任を求める声も散見されている。《なんの謝罪もなく、しれーっと復帰ですか》《反省の弁もなく 頭一つ下げることなく、何事もなかったかのようにしゃあしゃあとこんな風に出てくるのは おかしいのではないでしょうか》《女優復帰は考えてないと言ったのだから、復帰した経緯や理由を説明してもらいましょう》一部では厳しい声も聞こえる今回の復帰。沢尻は迫真の演技で跳ね返すことができるか――。
2023年11月03日テネシー・ウィリアムズの「欲望という名の電車」が鄭義信演出、沢尻エリカ主演で2024年2月より上演されることが分かった。アメリカ演劇を代表する劇作家テネシー・ウィリアムズの名作「欲望という名の電車」は、1947年にブロードウェイで初演され、ピューリッツア賞を含むブロードウェイ3大賞を同時受賞。1951年にはヴィヴィアン・リーとマーロン・ブランドで映画化されアカデミー賞を受賞。映画史に残る名作となった。そして、2024年2月、新国立劇場 中劇場・森ノ宮ピロティホールにて、鄭義信(チョン・ウィシン)演出版「欲望という名の電車」が上演決定。マイノリティ社会の中にある“希望”を描き続けてきた鄭義信は「欲望という名の電車」をいかに演出するのか。主演のブランチ役には、本作が舞台初出演にして初主演となる沢尻エリカ。ブランチと反発し合うスタンリー役に伊藤英明。"蛾"のような繊細さをまとったブランチの脆さと相反するスタンリーのエネルギーは反発しながらも互いを引き寄せ合っていく。ブランチの妹・ステラ役には清水葉月、ブランチに好意を抱くミッチ役に高橋努が決定。そのほか、ステラの大家ユーニス役に青木さやか、ユーニスの夫のスティーブ役に福田転球、スタンリーのポーカー仲間でもあるパブロ役に中村まこと、医師役に久保酎吉、看護師役にうらじぬの、コワルスキー家にやってくる集金人の若者役として青木瞭が出演する。チケットは先行販売中、12月17日(日)10時から一般販売開始予定だ。<鄭義信コメント>ついに手を出してしまった!大名作である!テネシー・ウィリアムズである!「欲望という名の電車」である!これまで、数々の名演出家が挑んできた。僕のようなものが、しゃしゃり出てくる作品ではないのだ。それでも、冒頭のブランチの「「欲望」という名の電車に乗って、「墓場」という電車に乗り換えて、六つ目の角で降りるように言われたんだけど……そこが、「天国」だよって」という台詞に、心がグラグラしてしまう。磁石のように惹きつけられてしまう。そして、最後の台詞も……。あらためて読みかえしてみると、テネシー・ウィリアムズが劇中に散りばめた台詞のどれもが、蛇のようにまとわりついてくる。夢の中までも、追いかけてきそうである。この魅惑的で、危険な台詞とどう対峙していくのか、そして、ニューオリンズの蒸し暑く、湿った街の匂いをどう再現すればいいのか……課題は山積みだ。高慢な中に孤独の影を感じさせる沢尻エリカさんと、柔らかな心を硬い肉体で包み隠そうとしているかのような伊藤英明さんをはじめとする、心強い俳優たちと、深い密林をかき分けるかのように、テネシー・ウィリアムズの台詞と格闘しようと思う。「欲望という名の電車」は2024年2月10日(土)~2月18日(日)新国立劇場 中劇場にて、2月22日(木)~2月25日(日)森ノ宮ピロティホールにて上演予定。(シネマカフェ編集部)
2023年11月02日2023年11月2日、俳優の沢尻エリカさんが、東京都渋谷区にある新国立劇場の舞台『欲望という名の電車』に出演をすることが分かりました。サンケイスポーツによると、沢尻さんは、2020年2月に薬物事件で執行猶予付きの有罪判決を受け、その後は芸能活動を休業していたため、本作で約4年ぶりの俳優復帰となります。演劇における不朽の名作として称されている同作。アメリカ南部、ニューオリンズを舞台にしたストーリーで、沢尻さんは上流階級出身の未亡人、ブランチ役を演じ、ブランチと反発し合う義弟のスタンリー役を俳優の伊藤英明さんが演じるといいます。今回、舞台初出演にして初主演を飾る沢尻さんは、金髪にしてビジュアル撮影に臨み、ブランクを感じさせないオーラを発揮していたそうです。ネット上では、沢尻さんの舞台出演のニュースに「もう4年が経ったなんて早いなぁ。活躍が楽しみ」「オーラと色気が増している!舞台での演技に期待」といったコメントが寄せられていました。同年8月には、所属するエイベックス株式会社の松浦勝人会長のYouTubeチャンネルにも出演し反響を呼んでいた、沢尻さん。多くの人が、沢尻さんの俳優としての新たな一歩を注目しています。[文・構成/grape編集部]
2023年11月02日舞台『欲望という名の電車』が、2024年2月10日(土) から18日(日) に東京・新国立劇場 中劇場、2月22日(木) から25日(日) に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演されることが決定した。アメリカ演劇を代表する劇作家テネシー・ウィリアムズの名を世界的に知らしめた『欲望という名の電車』は、1947年にブロードウェイで初演され、ピューリッツア賞を含むブロードウェイ3大賞を同時受賞。1951年にはヴィヴィアン・リーとマーロン・ブランドで映画化されアカデミー賞を受賞した。今回の舞台版は、主演のブランチ役を本作が舞台初出演にして初主演となる沢尻エリカが務める。また、ブランチと反発し合うスタンリー役で伊藤英明、ブランチの妹・ステラ役で清水葉月、ブランチに好意を抱くミッチ役で高橋努が出演する。そのほか、ステラの大家ユーニス役で青木さやか、ユーニスの夫のスティーブ役で福田転球、スタンリーのポーカー仲間でもあるパブロ役で中村まこと、医師役で久保酎吉、看護師役でうらじぬの、コワルスキー家にやってくる集金人の若者役で青木瞭が名を連ねている。演出は、マイノリティ社会の中にある“希望”を描き続けてきた鄭義信が手がける。■演出・鄭義信 コメントついに手を出してしまった!大名作である!テネシー・ウィリアムズである!『欲望という名の電車』である!これまで、数々の名演出家が挑んできた。僕のようなものが、しゃしゃり出てくる作品ではないのだ。それでも、冒頭のブランチの「“欲望”という名の電車に乗って、“墓場”という電車に乗り換えて、六つ目の角で降りるように言われたんだけど……そこが、“天国”だよって」という台詞に、心がグラグラしてしまう。磁石のように惹きつけられてしまう。そして、最後の台詞も……。あらためて読みかえしてみると、テネシー・ウィリアムズが劇中に散りばめた台詞のどれもが、蛇のようにまとわりついてくる。夢の中までも、追いかけてきそうである。この魅惑的で、危険な台詞とどう対峙していくのか、そして、ニューオリンズの蒸し暑く、湿った街の匂いをどう再現すればいいのか……課題は山積みだ。高慢な中に孤独の影を感じさせる沢尻エリカさんと、柔らかな心を硬い肉体で包み隠そうとしているかのような伊藤英明さんをはじめとする、心強い俳優たちと、深い密林をかき分けるかのように、テネシー・ウィリアムズの台詞と格闘しようと思う。<公演情報>舞台『欲望という名の電車』作:テネシー・ウィリアムズ翻訳:小田島恒志演出:鄭義信【出演】沢尻エリカ/伊藤英明清水葉月高橋努青木さやか福田転球中村まこと久保酎吉うらじぬの青木瞭ほか【公演日程】東京公演:2024年2月10日(土)~2月18日(日) 新国立劇場 中劇場大阪公演:2024年2月22日(木)~2月25日(日) 森ノ宮ピロティホール公式サイト:
2023年11月02日休業状態の沢尻エリカ(37)にオファーが相次いでいると6月14日、「NEWSポストセブン」が報じた。’19年11月に麻薬取締法違反の容疑で逮捕された沢尻。執行猶予3年、懲役1年6月の判決を受け、今年2月に執行猶予が明けた。「沢尻さんは逮捕される直前、大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合)で物語の鍵を握る濃姫役として出演する予定でした。ところが事件によって降板することとなり、制作側は代役に川口春奈さん(28)を迎えて、撮り直しを余儀なくされることに。また沢尻さんはCMも多数抱えていましたが全て打ち切られ、賠償金は20億円まで膨らんだといいます」(テレビ局関係者)’20年1月31日、東京地裁で行われた初公判で「(女優復帰は)考えていません。復帰を語る資格はないと思います」と語っていた沢尻。しかし「NEWSポストセブン」の記事によるとテレビ局関係者は「(執行猶予が明けたことで)配信系ドラマをはじめ、女優として複数のオファーが届いているようです」といい、沢尻の知人は「以前と違い、明らかに“また演じたい”という気持ちが強くなり始めている状況」と明かしたという。また「NEWSポストセブン」の記事と同日、「FRIDAYデジタル」が沢尻のショッピングを楽しむ姿も伝えている。笑顔を見せる場面もあったというが、女優業への道が再び開けたことで、前向きな気持ちなのだろうか。「公判では『女優復帰するつもりはありません』と述べましたが、沢尻さんは女優復帰に向けて周到に準備していたといいます。警察の取調べに対しても一貫して自らの非を認め、釈放後に療養していた病院では仕事関係者や弁護士と公判での答弁について、綿密に打ち合わせをしていたといいます。友人との連絡を全て絶ち、ほとんど外出もしなかったそうですし、裁判で“強く反省している”という姿勢をアピールし、世間を味方につけたいという狙いもあったのかもしれません。逮捕されてからも沢尻さんの演技力やキャラクターを評価する声は業界内で根強かったですし、ご本人は浪費家でもあるので貯金はあまりないといいます。そんな彼女にとって稼いでいくためのベストな手段はやはり女優業になるでしょう。また沢尻さんは’06年の主演ドラマ『タイヨウのうた』(TBS系)で劇中歌と挿入歌を担当し、20歳での歌手デビューCDは80万枚を超える大ヒットとなりました。歌手としての実績もあるので、“まずは音楽方面から復活させてみよう”という声も一部で出ているそうです」(音楽関係者)芸能界復帰も近そうな沢尻。そんな愛娘のことを母のリラさんも、きっと応援しているだろう。リラさんは沢尻の初公判の2日前、本誌の取材に対して「エリカのことが心配で、心配で……。本当に私も体を悪くしてしまったの」とコメント。さらに「エリカさんはもう薬物には手を出しませんよね?」と聞くと、絞り出すようにこう答えた。「もちろんです。エリカは反省していますから……」今度は母を裏切ることにならなければいいがーー。
2023年06月16日都内の閑静な住宅街にある高級マンション前に止まった2台の大型トラック。業者が荷台から段ボール箱を次々と運び出していく。そして、そばでその様子を見守る一人の女性。グレーのコートにジーンズというラフな装いをした鈴木京香(52)だ。爽やかな冬晴れに恵まれた2月中旬のこの日、京香は引っ越しを決行していた。ほどなくして、軽やかな足取りで新居へと向かっていく京香。その姿はまるで、数日前に大役を終えた“旦那”との新しい生活を今か今かと待ち望んでいるようだった――。2月7日に最終回を迎えたNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。最終回の平均視聴率は18.4%を記録。全話の平均視聴率は14.4%となり、ここ数年の大河ではいちばんの好成績となった。その最大の立役者が主人公・明智光秀を演じた長谷川博己(43)だ。大役を有終の美で締めくくった長谷川だったが、その道のりは過酷なものだった。「放送開始直前の’19年11月に帰蝶役の沢尻エリカさん(34)が麻薬取締法違反の容疑で逮捕。沢尻さんの出演シーンを撮り直すため、初回放送を2週間遅らせる事態に。放送が開始したと思ったら、次はコロナ禍で4月から約3カ月間、撮影がストップ。年をまたいで放送されたのは、大河史上初のこと。そんななか、長谷川さんは常に共演者やスタッフに声をかけて、座長として現場を牽引していました」(NHK関係者)長谷川は苦難の日々をこう振り返っている。《最初は、1年以上という先の見えない長い道のりへの恐れから、悲観することもありましたが、スタッフや共演者の皆さんの支えもあり、最後まで演じきることができました》(『ステラ』’21年2月12日号)■『麒麟』スタッフ魅了した京香の差し入れ力そんな長谷川を陰から支え続けていたのが、恋人の京香だ。「’10年放送のドラマ『セカンドバージン』(NHK)での共演をきっかけに、’11年初頭から長谷川さんと鈴木さんは交際に発展。役者の先輩でもある京香さんが長谷川さんに演技についてよくアドバイスしていたといいます。また京香さんは今回の大河にあたり、長谷川さんを近くで支えるために主なロケ地である京都にセカンドハウスを借りることを提案。オフは2人で過ごし、長谷川さんにとって貴重な癒しの時間となっていたそうです」(制作関係者)撮影現場でも京香の“気遣い”は評判だったようだ。「あるとき、長谷川さんが差し入れしてくれた和菓子が京香さんお気に入りのお店のものでした。京香さんと仕事をしたことのあるスタッフが、長谷川さんに『京香さんも好きなお店ですよね?』と尋ねたら、照れながら笑っていたといいます」(前出・NHK関係者)’13年秋ごろから京香のマンションで同棲を開始し、破局報道が出たこともあったが、10年間にわたって交際を続けてきた長谷川。昨年5月に同棲解消が報じられるも、12月に本誌はふたたび京香のマンションから仕事に向かう長谷川の姿を目撃している。京香と“つかず離れず”の関係を続けてきた長谷川だが、大役を務め終えた今、“決着”をつけるべく動きだしたという。その一つが冒頭の引っ越しだ。「これまで長谷川さんは、京香さんと同居するマンションの近くにも部屋を借りて、いったりきたりする“半同棲”状態でした。ですが、引越し先では本格的に2人で暮らすことを考えているそうです。そのため荷物も多く、引っ越しは2日がかりになったと聞いています。新居は最大で家賃が200万円前後という高級マンション。部屋も広くペット飼育も可能で、数年前から京香さんと一緒に飼い始めたトイプードルのことも考えての選択なのでしょう」(長谷川の知人)■長谷川が亡き父と交わした“約束”そして、長谷川には“完全同居”の先に見据えているものがあるという――。「京香さんと付き合い始めたころの長谷川さんはブレークしたばかりで、“格差カップル”と言われたことも。“京香さんにふさわしい男になるまでは結婚しない”という気持ちで役者業に全力投球していたそうです。京香さんもそんな長谷川さんの気持ちを尊重して、応援し続けていました。そして、大河の主演を務めるまでの役者に。そこで10年間寄り添い続けてくれた京香さんへのケジメとして新居での2人暮らしを決断したそうです。事実婚という形になると聞いています。5月からは京香さんが出演する朝ドラ『おかえりモネ』の放送が始まります。大河終了直後に引っ越しをしたのも、京香さんが慌ただしくなる前に少しでも一緒にいられる時間を増やすためなのだと思います」(前出・長谷川の知人)長谷川が大河終了後に、京香との“結婚”を決断した陰には、亡き父との約束もあるようだ。「今回の大河で長谷川さんと共演した坂東玉三郎さん(70)は、長谷川さんのお父さんで建築史家の堯さん(享年83)と20代から交流がありました。堯さんは長谷川さんに『玉三郎さんと共演する姿が見たい』と常々話していたといいます。’19年4月に堯さんはがんで亡くなってしまいましたが、玉三郎さんとの共演を果たした長谷川さんは『天国の父に恩返しができた』と喜んでいたそうです。長年の夢をかなえたことも、今回の決断に影響を与えているのでしょう」(前出・長谷川の知人)大河では安寧な世界の象徴として描かれた麒麟。最終回で、長谷川演じる明智はドラマをこう締めくくっている。「麒麟は、この明智十兵衛光秀が必ず呼んでみせる、と」人生に安らぎをもたらした京香という“麒麟”とともに、長谷川は次なる世界に向かってまた駆けてゆく――。「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月16日「現場の雰囲気もすごくよく、空気感もつかめてきたような手応えがあるので、いい方向に進んでる気がしています」昨年9月、本誌にこう語っていたのは吉沢亮(27)だ。2月14日に放送開始した大河ドラマ「青天を衝け」(NHK総合)で主人公の渋沢栄一を演じる吉沢。冒頭のコメントは同ドラマの撮影について述べたものだ。吉沢の“手ごたえ”の成果もあり、「青天を衝け」の初回放送は視聴率20.0%を記録(関東地区)。大河ドラマとしては13年「八重の桜」の21.4%以来、8年ぶりに20%の大台に乗せてのスタートとなった。さらに、吉沢の評判も上々の様子。ネットではこんな声が上がっている。《吉沢亮演じる栄一が明るく元気でいきいきしていて魅力的で良かったね》《主役の吉沢亮さんは、映画キングダムの演技も良かったので、期待が持てます。がんばって欲しいです》《吉沢亮さんの演技が新鮮でまっすぐで、見ていて気持ちがいいです。次も見る》そんな吉沢だが放送前、「大河主演は早いのでは」との声も多々上がっていた。「吉沢さんは10年に俳優デビューを果たしました。これまで大河で主演を務めてきた俳優たちのなかでは、俳優歴が短いほうかもしれません。そのため、当初は局内で“どよめき”も聞かれました」(ドラマ関係者)異例中の異例となる大抜擢だが、実は彼が大河に起用された理由のひとつに“クリーンさ”もあるという。振り返ると19年の「いだてん」のピエール瀧(53)やチュートリアルの徳井義実(45)、そして20年も「麒麟がくる」の沢尻エリカ(34)といった出演者の不祥事が相次いでいるのだ。■大河は放映期間が長く、出演者数も多い「現場は不祥事のたびに大混乱です。セットを組み直したり、撮り直しや編集作業もしたり。そうすると膨大なロスとなります。ですから、現場からは『もう再撮は嫌だ』と悲鳴も上がっていましたね……。いっぽう吉沢さんは、薬物関係だけでなく女性関係の危うい噂も聞こえてきません。それに大変な読書家で、努力家。そうした面からプライベートの面で安心感があります」(制作関係者)ただ、吉沢だけがクリーンでも意味がない。そこでNHKは4月以降、朝ドラや大河などのレギュラー出演者を対象に“確認書制度”を導入することとなった。2月13日の朝日新聞デジタルによると、確認書は「違法薬物を使用していない」などを誓約するもの。出演が決まった段階で交わすことになり、所属事務所の代表者や役者本人に提出するよう求めるという。また22年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で脚本を務める三谷幸喜氏(59)は先月、会見で「自分が『やばいかも』『スネに傷持ってるかな』と思う方は断ってください」と異例の呼びかけを行った。「大河ドラマは放映期間が長いため、通常のドラマに比べると出演者数も多くなります。そのため、相対的に放送中のリスクも増えることになります。今回の確認書は契約書ではないので、違反しても罰則はありません。ですから、1人1人が高い意識をもって大河に携わってくれることを祈るばかりです」(前出・制作関係者)
2021年02月15日《みなさんの応援のおかげで無事、最終回を迎えることができました。本当にありがとうございました!》こうつづったのは、大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK総合)の公式Twitter。2月7日、最終回を迎えた同作。スポニチアネックスによると視聴率は18.4%(ビデオリサーチ調べ。関東地区)、そして最高瞬間視聴率は21.6%を記録したという。冒頭のツイートののち、公式Twitterは主演・長谷川博己(43)のコメント動画をアップ。すると投稿から18時間ほどで9.1万もの“いいね”を記録し、さらにコメント欄には《1年間欠かさず見ることが出来て本当に良かったです》《麒麟がくる番外編見たいです!!!》《素敵な大河ドラマをありがとうございました!》と称賛の声が相次いでいる。そんな有終の美を飾った「麒麟がくる」だが、放映前から一波乱があった。昨年11月、帰蝶役に決まっていた沢尻エリカ(34)が麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのだ。「当時、すでに10話まで撮影されていたため撮り直しすることに。現場は大混乱でしたが、長谷川さんは『一番大変なのは代役の方』と一致団結を呼びかけていました。そして、代役に選ばれたのが川口春奈さん(25)です。時代劇未経験だったため、当初は戸惑いもあったようですが、無事演じ切りました。川口さんは大河効果もあり、現在CM契約は13社。ピンチをチャンスに変えたといえるでしょう」(制作関係者)■沢尻の逮捕に続いて、新型コロナ。視聴率の急落も「いだてん」ではピエール瀧(53)が逮捕され、さらにチュートリアル・徳井義実(45)の法人所得の無申告も明らかに。そして沢尻の逮捕と“番狂わせ”の続いた大河だが、「麒麟がくる」は新型コロナにも見舞われた。「沢尻さんの逮捕を受け、初回は2週間遅れでスタートしています。ただでさえイレギュラーななか、新型コロナの影響で2カ月半もの間、撮影を中断することに。そうして大河史上初めて、年をまたいでの放送となりました」(前出・制作関係者)また初回の視聴率は19.1%だったものの、回を重ねるごとに数字がダウン。初回から約1ヵ月後となる、昨年2月16日の放送回では13.2%に。約6ポイントもダウンすることとなった。「近年の大河に比べて下がるペースが速すぎたため、心配の声も上がっていました。もともと主人公の明智光秀は『本能寺の変』で織田信長を自害に追い込んだこと以外、あまり知られていません。そのため放送が始まっても関連書籍があまり出版されず、盛り上がりに欠けるところもありました。しかし、放送を続けていくなかで固定ファンが生まれました。そうして最終回が近づくにつれ、視聴率も持ち直すことに。地道にいい作品を作り続けてきた結果といえるでしょう」(民放局のドラマスタッフ)苦難を乗り越えた「麒麟がくる」。座長の長谷川や出演者、そしてスタッフ一同、胸を撫で下ろしていることだろう。
2021年02月08日「深田恭子さん(38)と不動産会社社長・杉本宏之さん(43)の交際は順調で、杉本さんは“会社が上場したら結婚する”と周囲に話しているそうです」(事務所関係者)石原さとみ(34)など、大物芸能人が次々と電撃結婚した2020年。いまだ先行きの見えないコロナ禍で“絆”を求めるのは芸能人も同じ。そこで、芸能リポーターの長谷川まさ子さん、菊池真由子さんに熱愛が噂されるカップルの未来を予想してもらった。実力派の若手カップルが相次いで誕生した’20年だが、映画での共演をきっかけに交際がスタートした菅田将暉(27)と小松菜奈(24)は順調に愛を育んでいるようだ。「2人とも『30歳までには結婚したい』と公言していますし、このままいけば結婚するでしょう。今年のはじめにも、都内の焼き肉店で仲よくデートする姿を友人が目撃したそうです」(音楽関係者)長谷川さんも今年結婚する可能性は30%と低いものの、“運命の2人”と太鼓判を押す。「映画『糸』のイベントでも小松さんが菅田さんに『出会ってくれてありがとう……』と泣いたりと本当に相思相愛感満載な2人です」昨年5月に三吉彩花(24)との交際が発覚した竹内涼真(27)は3人とも低めの予想。緊急事態宣言中のデートも報じられた2人は試練に直面していた。「“国民の彼氏”を自任していた竹内さんですが、三吉さんとの報道で少し叩かれてしまいました。ファンの声は本人にも届いていると思うので、今、結婚ということは考えてないでしょう」(菊池さん)そんな竹内と連ドラ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)で共演した高畑充希(29)は4年間交際した坂口健太郎(29)との破局報道が元日に出ていたが……。「18年に破局報道が出た際はまだ交際していましたが、その後、別れたそうです。別れたり、復縁を繰り返している二人なので今後ももしかしたら……」(長谷川さん)高畑は1月から連ドラ主演、坂口は春から朝ドラ出演と多忙な2人だが、復縁した暁にはまさかのゴールインも――。「2人のスケジュールを考えると来年早々の入籍はないと思います。ただ、坂口さんは来年出演する映画で戸田恵梨香さんと共演するそうです。その現場で結婚についていろいろレクチャーされるでしょうし、高畑さんも今年30歳ですからその前に電撃入籍する可能性も……」(音楽関係者)昨年は数多くの芸能人がYouTubeデビュー。チャンネル登録者数123万人の川口春奈(25)と格闘家(30)については長谷川さん、菊池さんともに60%とやや高めの予想。「昨年6月に大親友の女優さんが結婚して、川口さんも『すごく寂しい』と言ってました。大親友の結婚で、スイッチが入ることもあると思います」(菊池さん)さらに川口にはとっておきの“秘策”があるようで。「沢尻エリカさん(34)の代役として出演した大河『麒麟がくる』(NHK総合)の現場では一生懸命で、スタッフ受けも抜群。今後はYouTuberとしての活動を増やす方向にシフトしたいようで、結婚発表もYouTubeで行うかもしれませんね」(芸能関係者)「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載
2021年01月10日マスクが生活必需品となり東京オリンピックも延期ーー。新型コロナウイルスによってありとあらゆることが激変した2020年。芸能界もかつてないほど激動の1年を迎えていた。本誌が目撃してきた数々の“異変”のなかでも、特に反響が多かったものを改めて紹介する。沢尻エリカの逮捕、コロナ禍での撮影休止など数々の困難に見舞われたNHK大河『麒麟がくる』。現場を懸命に引っ張る座長の長谷川博己(43)を支えているのが、10年来の恋人である鈴木京香(52)だ。たびたび結婚が噂される2人だが、本誌はその“決定的な準備”の証拠を掴んだーー(以下、2020年2月11日号掲載記事)※日付、肩書、年齢等は掲載時のまま長谷川博己(42)が主演を務めているNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。その視聴率は初回が19.1%、第2回が17.9%と、好スタートを切っている。「昨年11月に帰蝶役の沢尻エリカ(33)が逮捕され、代役の川口春奈さん(24)は時代劇初挑戦。そのため“座長”の長谷川さんが所作や話し方など、川口さんにできる限りのアドバイスをしたのです。当初予定されていた撮影に加えて撮り直しもあり、長谷川さんは過密日程に苦しんでいますが、そんな彼を支えているのが鈴木さんなのでしょう」(NHK関係者)鈴木京香(51)と長谷川が交際を始めるきっかけになったのは、’10年放映のドラマ『セカンドバージン』(NHK総合)の共演だった。2人を知る芸能関係者が語る。「長谷川さんとしては“大河主演”をしっかりと務め上げることで、長い春にけじめをつけ、鈴木さんとの結婚生活を始めたいという思いもあるようです。そんな事情もあるため、長谷川さんと鈴木さんとの“結婚発表”は、撮影が終了した今年秋以降になると聞いています」実は京香も“新しい生活”に向けて、ひそかに準備を続けているという。京香の知人は言う。「京香さんのお母さんで所属事務所の取締役でもあるA子さん(78)は、4年前に宮城県から東京に転居しました。すでに’02年にお父さんは逝去されていますし、空き家になっていた実家を昨年9月に取り壊しているのです。いっぽうで京香さんは、都内に高級マンションも購入しています」本誌が取材を進めると、京香が都心の一等地にある物件を購入したのは3年ほど前であることも判明した。ちなみに広さは150平方メートルほど。「都心であるにもかかわらず閑静な住宅街にあり、セキュリティもしっかりしていますし、ドアマンも駐在しています。(京香が購入した)その部屋ですと、4億円以上になると思います」(地元の不動産業者)3年も前に購入したのに、京香はいまだ転居していない。その理由について前出の知人が語る。「京香さんは、そのマンションを“新婚生活を始める場所”と、考えているようです。長谷川さんとの結婚を公表した後に、引っ越しをするのだと思います」
2020年12月31日「先月末からジャニーズ事務所が、約400人ほどいる所属タレント全員に対して薬物検査を実施しているそうです。一般的な薬物検査は、毛髪・血液・尿のいずれかを検体とします。しかし、検査は決して簡易なものではなく、立会人監視のもと、厳正な方法で行っているそうです」(広告代理店関係者)人気アイドルが数多く所属するジャニーズ事務所が、自主的に薬物検査を始めたという。「King&PrinceやSnow Man、SixTONESなど、若手グループから検査が始まり、ほとんどのデビュー組はすでに検査を終えていると聞いています」(前出・広告代理店関係者)エンタメ業界内で、今回の検査実施が大きな話題となっていると語るのは映像関係者だ。「背景にあるのは、後を絶たない芸能人の薬物問題ですよね。昨年3月にピエール瀧(53)、昨年11月に沢尻エリカ(34)。今年2月に槇原敬之(51)、今年9月には伊勢谷友介(44)と、知名度の非常に高い有名人が逮捕・起訴され、それぞれ億単位の賠償金が発生しているといわれています。実際、ジャニーズ事務所のタレントが主演を務める作品で、伊勢谷さんが重要な役どころで出演予定だったこともあり、彼の逮捕を“他山の石”と考え、今回の決断に至ったのかもしれません」テレビ局関係者もこう語る。「特にジャニーズ事務所の場合、『Smile Up! Project』といった社会貢献・支援活動も行っており、所属タレントにクリーンさが求められているのでしょう。ファンクラブ会員数は計700万人を超え、関連会社をあわせた売り上げは1千億〜2千億円ともいわれています。社会への影響力が大きいだけに、ジャニーズ事務所の今回の取り組みは、各方面に波及していくことでしょう」テレビ局や映画会社、広告代理店もこの動きを歓迎しているそう。「相当額の予算をかけて仕事をお願いする側としては、検査結果を知ることで安心してオファーすることができますからね。タレント側にも大きなメリットです。特に広告業界では、契約するタレントの不祥事は企業や商品のイメージに直結するだけに、違約金も発生してしまいます。今後もジャニーズ事務所は、半年に1度をめどに検査を継続していくと聞いています。こうした定期的な検査が芸能界全体に広がっていけば、スポンサーの不安も軽減されることでしょう」(前出・広告代理店関係者)もはやクリーンな「イメージ」だけでは通用しない時代なのかも。「女性自身」2020年12月29日号 掲載
2020年12月16日先日、友人宅へと向かう途中にバイク事故を起こした元TOKIOの山口達也さん(48)。その際に基準値を超えるアルコールの摂取が判明したとして逮捕され、大きな話題となりました。山口さんは2018年にお酒が起因となってトラブルを起こし、グループを脱退していました。さらに今回の事件によって、再び「アルコール依存症なのでは?」といった声が高まっていました。また最近は俳優の伊勢谷友介さん(44)や沢尻エリカさん(34)など、芸能人の薬物使用による逮捕も話題となりました。彼らの使用歴は10年20年と長く、「薬物依存症」という言葉がここでも広く知られることとなりました。アルコールと薬物。合法か違法なのかは別として、依存症であれば対処すべき病であることは間違いありません。しかし更生施設や病院で依存回復のための道を歩き始めたにもかかわらず、再発してしまう方は芸能人に限らず多いのが現状です。依存症とはいったい何なのか、回復プログラムとはどのようなモノであるのか。普通の人ではなかなか知ることができない依存症について、女性専用の依存症更生施設を運営する「ワンネス財団フラワーガーデン」代表のオーバーヘイム容子さんにうかがいました。普通の病気だと入院して治療して完治させれば、そこで治療はいったん終了です。しかし依存症は完治というものがなく、毎日、回復の積み重ねを一生続けていきます。でも一生続ける回復のためのプログラムとは、どういったものになっているのでしょう。「各団体によってプログラムは異なります。私たちの団体では、心も体も思考も健康であろうという『ウェルビーイング(well-being)』の考えを概念として持ち、ポジティブ心理学をベースにカリキュラムを作成しています。よく『認知行動療法』や『12ステッププログラム』などを取り入れているところもありますが、『なぜ私は悪いことをしてしまったのか』といったネガティブな側面にだけ注目するようなプログラムだと根本的な回復に繋がりにくいと私たちは考えています。プログラム終了後も生き直しができるように自分を知り、さらに自分を伸ばすということを目的に回復プログラムを提供しています」芸能人の場合、逮捕・出所後は入院施設に入ることが少なくありません。ただそれは、本来なら離脱症状や幻聴幻覚の多い重症な方がすることなのだといいます。また「依存症の治療=入所して徹底的に回復にあてる」というイメージがありますが、中程度な方は通いながら回復プログラムをおこなうことも可能(施設の方針によります)。持病の治療や心の病と並行しながらの方も多く、本当にケースによって回復状況なども異なるといいます。たとえば歌手の槇原敬之さん(51)やタレントの田代まさしさん(64)などは、度重なる薬物逮捕によって人生を大きく変えました。「薬物依存症は再発が多い」という世間の認識は広まっていますが、回復プログラムなどを受けてもなぜ再発してしまうのでしょう。「再発はある日、突然起きるのではありません。経緯が必ずあって、再発しています。それが本人の気づく範囲かどうかが問題なのです。再発する人は一定数います。ただ解決策がソレ(薬物やアルコール)しかないと思っていたり、再発しそうなときに気持ちの発散方法を知らないだけだったりします」フラワーガーデンでは過去にアルコール依存で入所し、3度の再発を経験した女性がいたそうです。その再発のスイッチのうち1回は、離れて暮らす家族との会話でした。元気そうな家族の声を聞いて、「自分なんていなくても大丈夫なんだ」という感情を味わって飲酒に走ってしまったそうです。「衝動的に抑えられないこともあるかもしれませんが、まずその衝動の感情に気づくことが大事です。ドーパミンが出ている自分に気づき、そしてなぜ出ているのか気づくことから回復は始まります。そして依存物に手をのばす感情は悲しみや怒り、無力感などのネガティブな感情がベースにあります。小さい感情の変化を感じられないと何でもないとやり過ごしてしまったり、気づかぬうちに爆発をさせてしまったりすることがあるんです。回復プログラムはその感情に気づくこと。そして話していくことで何かに依存しない別の解決策も見えてくるし、気持ちの把握や発散方法も知ることができます。結果としてアルコールや薬に頼らない、新しい習慣を手にしていくことが可能です」ちなみに、依存症になりやすい性格的特徴を教えていただきました。すぐに比較する人や完璧主義者、“べき”論者だったり強い責任感を抱える人などは常に依存症になる可能性があるといいます。それはつまり、真面目で周囲に合わせることを良しとする日本人なら誰でもかかるリスクがあるということです。「依存症は本当に誰しもかかる可能性がありますし、自分でなんとかするのは困難です。軽いものほど対処しやすいですから、『早く気づけたらラッキー』と考えて専門機関に相談して欲しいです。今ではインターネット上で依存症の傾向チェックシートなどがたくさん見られますし、弊社もフリーダイヤルやメール相談など窓口を設けています。深刻になると命に関わる病気だということを認識して欲しいですし、本人が問題に気づいていない場合は周りの方が介入して治療につなげて欲しいです。アルコールや薬物への依存症の人のために、そのモノ自体を隠しがちです。またギャンブル依存なら、借金の肩代わりをしたりして助けてしまいがちです。でも、それでは逆効果になることもあります。本当に助けるなら、専門機関に相談をしていくこと。そして依存症を知っていくことが、その人にとっても家族にとっても助けになっていきます」【お話を聞いた方】一般社団法人ワンネスグループフラワーガーデン代表オーバーヘイム容子さん無料相談ダイヤル0120-111-351月~金10時~17時(取材・文:おおしまりえ)
2020年12月01日道路交通法違反(ひき逃げなど)の疑いで逮捕された俳優の伊藤健太郎(23)が、10月30日に釈放となった。東京湾岸警察署から出てきた彼は、同署の入り口に立ち「たくさんの方々にご迷惑をおかけしてしまったことを深く反省しています。本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げた。そんななかネットでは、「また湾岸署?」との声が上がっている。《なんで芸能人の逮捕案件は皆湾岸署なんだろね?》《芸能人湾岸署多いよね》《また湾岸署。芸能人が軒並み湾岸署にぶっこまれるのって一体なんなの?》確かに先月保釈された伊勢谷友介(44)を筆頭に、近年逮捕された沢尻エリカ(34)や田口淳之介(34)、ピエール瀧(53)といった面々は湾岸署に留置されていた。同署は“芸能人御用達”なのだろうか?「複数の収容者を入れておく雑居房に著名人を留置すると、施設内でパニックが起こるかもしれません。湾岸署は部屋数が多く、独居房が埋まりづらい。ですから、著名人の拘留に使われやすいんです」と語るのは警視庁関係者。さらに、湾岸署はマスコミ対策も万全だという。「入口が広く作られており、署から出てきた様子を撮影しやすいという特色があります。また周りの交通量があまり多くない上に、車道も歩道も広いのでマスコミの整理がしやすい。隣に住宅街や商業施設もないので、近隣トラブルの可能性も限りなく低いんです」(前出・警視庁関係者)08年に開署され、比較的新しい施設である湾岸署。どこかマスコミに対して、協力的にも見えるがーー。ここには警視庁の思惑もあるという。「著名人が逮捕され、大きく報じられると犯罪防止の啓発に繋がると警視庁は考えています。ただ、裏を返せば“見せしめ”です。こうした手法が、『啓発にどれほどの効果を生んでいるのか』と疑問視する声は後を絶ちません。とはいえ署の前で謝罪することは、逮捕された著名人にとって“ケジメをつける”という意味もあります。せめてものイメージ挽回に繋がる可能性は否定できません」(前出・警視庁関係者)俳優人生が一変した伊藤容疑者。果たして“ケジメ”の効果はーー。
2020年11月01日俳優の伊勢谷友介容疑者(44)が9月8日、東京都目黒区内の自宅で大麻を所持していたとして大麻取締法違反の容疑で警視庁に逮捕された。同日、所属事務所は公式サイトでこうコメントを発表した。《この様な事態が生じましたことは、誠に遺憾なことでございます》《関係各所の皆様、ファンの皆様へ多大なる心配およびご迷惑をおかけしておりますことを、まずは深くお詫び申し上げます》99年、是枝裕和監督(58)の「ワンダフルライフ」で映画初出演を果たした伊勢谷容疑者。日本アカデミー賞を2度も受賞し、大河ドラマにも出演するなど華々しい経歴を培ってきた。また今月5日に放送を終えたばかりの「未満警察 ミッドナイトランナー」(日本テレビ系)では警察学校の教官役を演じ、話題を呼んだばかりだった。そんな伊勢谷容疑者の逮捕に対して、ネットでは《事務所は、なぜ、検査しないの???》《事務所の身体検査が甘かったのもあるんじゃないの》と疑問視する声が続々と上がっている。逮捕によって、伊勢谷容疑者には5億円以上もの賠償金が発生するといわれている。またこれまで沢尻エリカ(34)やピエール瀧(53)といった有名俳優たちが続々と違法薬物で捕まるたび、そのリスクが莫大であると明らかになっている。未然に防ぐために、なぜ芸能事務所は薬物検査をしないのだろうか――。そこには事務所と俳優の関係性が影響しているようだ。「近年、事務所と俳優の関係は変わってきています。俳優の力がどんどん強まっており、些細なキッカケで独立するケースも出てきているのです。そうしたなかで事務所側が薬物検査をお願いすると、『信頼してないの?』と不信感を抱かれてしまうかもしれません。つまり、売れっ子俳優との信頼関係が壊れて『だったら独立する』と言われてしまうことを恐れているのです」(芸能プロダクション関係者)では、薬物検査を芸能界に浸透させることは難しいのだろうか。「検査を事務所の管轄下にするのではなく、“芸能界全体のルール”として適用するといいのかもしれません。例えば『撮影前に薬物検査をクリアした人だけ作品に出演できる』といった契約を徹底するなどです。すると事務所としても『業界のルールだから』と俳優たちに無理なく伝えることができるのですが……」(前出・芸能プロダクション関係者)芸能界の“闇”の一面ともいわれる違法薬物。その繋がりを絶つことはできるだろうか。
2020年09月10日オリンピック延期、初の緊急事態宣言など、コロナ禍によってかつてない激動の日々となった2020年上半期。そんななか、芸能界でも数々の“事件”が起こっていた。本誌が目撃した驚きのスクープから特に反響の大きかったものを今一度お届けする。出演者の熱演によって、回を追うごとに評価を集めている大河ドラマ『麒麟が来る』(NHK)。本来ならそこにいるはずだった沢尻エリカは、1月末の公判で芸能界引退をほのめかしていた。そして、彼女の母は贖罪の日々について重い口を開いた――(以下、2020年2月18日号掲載記事)昨年11月に合成麻薬MDMAやLSDを所持していたとして、麻薬取締法違反で逮捕・起訴された沢尻エリカ(33)。彼女の初公判が1月31日に行われ、傍聴席を求めて約2千200人が抽選に参加していた。12月6日の保釈後、沢尻は薬物依存脱却のため、都内の病院に入院。公判では、逮捕から沈黙を貫いてきた沢尻の知られざる療養生活が明らかにされた。「沢尻さんの治療を担当している主治医は、大麻について依存性があったと指摘。しかし、治療中の沢尻さんについて『びっくりするほど真面目に取り組んでいる』と絶賛していました。また、沢尻さんは外部との連絡を遮断するためにSNSを閉鎖し、携帯電話も解約したことが明かされました」(傍聴した記者)そんな沢尻を家族も支えていた。証人として出廷した沢尻の兄は、更生させる覚悟を語っていた。「エリカと話し合って、交友関係を見直します。生活のリズムを取り戻せるよう監督していきたいです」さらに、沢尻が派手な交友関係を築いていたことについても兄は「悪い人については断ち切ってもらいます」と明かしていた。沢尻の母・リラさんも、その思いは同じのようだ。公判2日前の、1月29日。自宅近くで買い物を終えた、リラさんに顔見知りの記者が声をかけた。――エリカさんの様子はいかがでしょうか?「エリカのことが心配で、心配で……。本当に私も体を悪くしてしまったの」戸惑いながらも、記者の質問に答えるリラさん。「エリカさんはもう薬物には手を出しませんよね?」と聞くと、絞り出すようにこう答えた。「もちろんです。エリカは反省していますから……」最後に、一部では沢尻の復帰を望む声もあると伝えるとリラさんは「本当にごめんなさい、ありがとうございます」と涙ながらに語って去っていった。母の涙に、沢尻は何を思うのか――。
2020年05月29日新型コロナウイルスの感染拡大で撮影を休止しているNHK大河ドラマ「麒麟がくる」について、当初の予定どおり全44話で放送する方向であることを一部スポーツ紙が報じた。収録は4月1日から休止中。放送は6月7日の21話をもって一時休止となることが発表されている。記事によると収録再開は早くて6月末になる予定。そのため放送再開は8月下旬となり、最終回が来年になることは決定的。同局では1週で2話分放送する案や、年末年始に特番を組む案も検討中。視聴者の期待に応えるため、当初の予定通り全44話を大前提に制作を進めるというのだ。「昨年11月には出演予定だった沢尻エリカ(34)が薬物事件で逮捕・起訴され、川口春奈(25)が代役に決定しました。2週間遅れで初回がスタートするなどバタバタで進むなか、コロナ禍が直撃。制作サイドは頭を抱えています」(放送担当記者)そんななか、川口の快進撃が続いている。大河の放送開始後、川口はYouTubeの公式チャンネルを開設した。登録者数は99.6万人(20日午後6時現在)で、100万人突破目前だ。さらに、CMでも存在感を示すように。今年に入ってから「サントリー」など、4社との契約がスタートしているのだ。「かなりの勢いでCMが増えています。事務所公式サイトによると、現在の契約は11社。昨年のCM女王は渡辺直美さん(32)の16社。川口さんも射程圏内に入ったといえるでしょう」(芸能記者)
2020年05月20日新型コロナウィルス感染拡大の影響で、テレビ界もリモート出演を導入するなど異例の対応を余儀なくされている。そのため、多数の芸能人が生放送に出演することも激減した。そんななか、最新の情勢を伝えるキャスター達に注目が集まっている。『news every.』(日本テレビ系)のメインキャスターを務める藤井貴彦アナウンサー(48)は、毎日のように「未来を変えよう」と自粛の呼びかけや励ましを続けている。緊急事態宣言が発令された翌日の8日、東京都では144人の新規感染者が確認された。これを受けて藤井アナは、「ある程度前に感染した数字が今出てきているもので、2週間後の未来を今日からみんなで変えていきたいと思います」と補足。20日にも「自分を律している人ほど観光や遊びに出ている人を腹立たしく思うかもしれません」と、自粛している人々を慮った。続けて「皆さんのような人達がいるからこそ、欧米のような医療崩壊を防げています。今はみんなの足並みがそろわなくても、その姿勢は必ず誰かの行動を変えるはずです」と呼びかけていた。また『ニュースウオッチ9』(NHK総合)に出演する有馬嘉男(54)キャスターの言葉にも注目が集まっている。21日の放送では、演出家の宮本亜門(62)が企画した「上を向いて〜SING FOR HOPE プロジェクト」を紹介。懸命に励む人々の姿が映し出され、有馬キャスターが涙ぐむ一幕も。言葉を詰まらせながら、「こんな時だからこそ、大切な人の無事と幸せを思う心の強さが試されているのだと思います」と訴えた。「藤井アナと有馬キャスターは、“自分の言葉で伝える”という点で共通しているのではないでしょうか。藤井アナは『news every.』では“キャプテン”と呼ばれ、速やかなアシストぶりも有名です。沢尻エリカさん(34)が保釈された際も、警察署員が読み上げる車両ナンバーがそのまま流れてしまいました。そこで藤井アナは、咄嗟の判断で『只今細かい数字が出ていますので大きな声で喋ります』と、中継先の音声を遮ってナンバーが視聴者に聞こえないよう配慮していました。記者出身の有馬さんは、キャスターの役割を“現場の声を届けるプレゼンター”と捉えています。金融業界でリーマンショックを取材してきた有馬さんは、他局よりも早く非正規労働者に焦点を当てました。国民の声を代弁するような指摘は共感を呼んでいます」(テレビ局関係者)放送中に懸命な人柄を覗かせる両キャスターに反響が寄せられている。《藤井さん、いつも心に響くことを言ってくれる。スッと入ってきて、そうだよな…って思える》《最近毎日見てるeveryの藤井アナのおかげで外出自粛がんばろうと思える》《有馬キャスターの涙、国民の気持ちを代弁してる》《有馬キャスター 涙声で。。。藤井アナの言葉も注目されますが、今日の有馬さんの涙もとても重いものを感じました》
2020年04月22日空気の冷たい2月の午前8時過ぎ、都内で小型犬の散歩をしている男性の姿があった。長谷川博己(43)だ。この日の彼は、ロングのダウンコートに大きなマスクを着用。寒さやウイルスから、しっかりと体を守っている。表情は終始、うつむき気味。左手は腰に当てて歩いている。その姿はまるで、腰に差した刀のつばに触れる武士のようだった――。現在、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』で主役の明智光秀を演じている長谷川。撮影以外でもすっかり役に入り込んでいる様子だが、視聴率はかんばしくない。「初回は、視聴率19%超えの好スタートを切りました。しかし2月9日放送ではまさかの急落。前週より2.6ポイントも下落し、13%台となっています。3月には15%まで復活したものの、予断を許さない状況です」(芸能関係者)沢尻エリカ(33)の逮捕による降板騒動を乗り越えた矢先、今度は新型コロナウイルスが猛威を振るい始めた。さらに、視聴率も急落……。暗雲立ち込めるなか、現場の雰囲気も消沈気味だという。「NHKとしても対策を徹底していて、少しでも熱がある人は出社停止。現場も大勢のスタッフが出入りするため、できるだけ接触を避けるように伝えています。そのため、密な連携を取ることが難しくなってきています。世間では次々とイベントが中止になっていますし、ロケ場所にも制限が出かねません。『このまま撮影は進められるのか……』と心配の声も上がっています」(NHK関係者)そんなムードを一変させたのが、座長である長谷川の“粋な計らい”だった。「長谷川さんがマスクや消毒液を現場に差し入れして、みんなの前で『こんなときだからこそ、一丸となって乗り越えましょう!』と呼びかけたんです。沢尻さんの逮捕で再撮することになったときも、彼の激励で現場の団結はより強くなりました。今回も長谷川さんの一言で、現場の士気は急上昇。新型コロナウイルスの流行によって、在宅率が高まっている状況ですからね。今こそ放送を通じて、視聴者に元気を与えたい。そんな思いで、撮影にも熱が入ってきています」(ドラマ関係者)長谷川の“男気”により、再びよみがえった大河。視聴率もこのままV字回復となるか。「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
2020年03月13日1月19日にスタートしたNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」。初回は平均視聴率19.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)の好スタートを切ったものの、回を重ねるごとに数字がダウンしている。「当初は沢尻エリカさん(33)がキャスティングされていましたが、薬物事件で逮捕されたことで川口春奈(25)を代役に立てて撮り直し。スタートが2週間遅れたことで世間の関心も高まり、初回は高視聴率を記録しました。しかし今月16日放送の第5話は13.2%で、初回からすでに約6ポイントダウン。近年の大河に比べても下がるペースが速すぎるとして、心配の声が上がっています」(放送担当記者)長谷川博己(42)が演じる主人公・明智光秀は「本能寺の変」で、主君・織田信長を自害に追い込んだことで知られている。もともとそれ以外についてはあまり知られていなかったこともあってか、放送後の盛り上がりはいまいちだという。「大河に関してはいつも関連書籍が出て、それなりに売れます。しかしもともと資料がなかったせいもあってか、今回はあまり出版物が出ていません。売り上げも好調とは言えない状態です。世間の人々は、光秀自体にあまり関心がないようです」(書店関係者)現時点ですでに主要キャストは発表済み。今後も新キャストが発表されることになりそうだが、そこまでPR効果があるかは微妙なところだ。「NHKの大河は、主人公の人生を描くのが“お決まり”です。しかし光秀に関しては『本能寺の変』の直前からスタートし、『山崎の戦い』で豊臣秀吉に敗れて自害するまでを描いたほうが視聴者の関心も高かったはず。視聴率が完全に下がり切る前に、山場を持ってきたいところですが……」(民放キー局のドラマスタッフ)スタート前から苦難の連続だった「麒麟がくる」。今後、巻き返すことができるのだろうか。
2020年02月22日ネット上で字が汚ないとか、ポーズだけとの批判も相次いだ沢尻エリカ(33)の謝罪文。だが、筆跡の専門家は、そこに彼女の素直な思いと、本当の性格を読み取ったーー。「真面目に書いた文字のほうが、その人の本質がよく表れます。芸能人はサインをするとき、よく崩した文字を書きますが、そういうものだと本質は出にくい。その点、謝罪文ではそういう字を書く人はいませんから、その人の本質が表れやすいのです」こう語るのは、これまでに3,000人以上の筆跡カウンセリングを行っている「筆跡仕事人」こと、芳田マサヒロさん。筆跡には、書き手の人間性と“そのときの状態”が表れるという。2月6日、東京地裁で、麻薬取締法違反の罪により懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けた女優の沢尻エリカ。判決後、彼女は所属事務所を通して直筆の謝罪文を発表したのだが、すぐさまネット上では“字が下手すぎ”といった手厳しい声が飛び交いお祭り騒ぎに……。「批判的な声は多くありましたが、今回の沢尻さんの字は、けっしてうまくはないですが、真っすぐで素直な部分が出ています。社交辞令的な謝罪文ではない、心が入った字だと感じました」(芳田さん・以下同)謝罪文を診断した芳田さんによると、沢尻は「このまま女優を続けるべき存在」だという。「女優としての感受性が鋭い人の文字ですよね。まず、“変形字型”“はね強型”であること。そして“空間つぶれ型”の字であることです。女優としての高い素質を感じます。むしろ、普通の仕事につくのは難しいと言ってもいいかもしれません」しかし、気になる点も。「“行うねり型”なところです。この特徴を持つ人は、気持ちが流されやすく、誘惑に弱い。さらに、“非等間隔型”である点。よく言えば自分に正直とも言えるのですが、欲望にも正直という側面もあるのです」10年以上、薬物を使用していたという自制心の弱さが文字に表れているのだ。また、一部の字のみ“開空間広型”であるという点からは、女優という顔を守りつつ、仲間内ではハメを外し“禁じられた遊び”に興じていた彼女の日常生活が垣間見えたそうだ。芳田さんは、筆跡を改善すれば“なりたい自分になる”こともできるという。「誘惑に負けないために、沢尻さんは、横線の非等間隔を直したほうがいいですね。感情でなく、理性で物事を考えるようになれるので、客観的な判断ができます」「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月20日「真面目に書いた文字のほうが、その人の本質がよく表れます。芸能人はサインをするとき、よく崩した文字を書きますが、そういうものだと本質は出にくい。その点、謝罪文ではそういう字を書く人はいませんから、その人の本質が表れやすいのです」こう語るのは、これまでに3,000人以上の筆跡カウンセリングを行っている「筆跡仕事人」こと、芳田マサヒロさん。筆跡には、書き手の人間性と“そのときの状態”が表れるという。2月6日、東京地裁で、麻薬取締法違反の罪により懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けた女優の沢尻エリカ。判決後、彼女は所属事務所を通して直筆の謝罪文を発表したのだが、すぐさまネット上では“字が下手すぎ”といった手厳しい声が飛び交いお祭り騒ぎに……。近年、芸能人の謝罪文も事務所のホームページやSNSで発表されることが多く、“デジタル化”が進んでいる。沢尻のように、すべて直筆で書かれることはまれ。今回、謝罪文に直筆の署名を載せた芸能人の字を鑑定してもらった。【 鈴木杏樹(50)】不倫報道’20年2月6日謝罪「鈴」「杏」の字のはらいは長く、「木」と「樹」は短い。状況に応じて気持ちの出し方が変わるタイプで、オンとオフの切り替えがハッキリしている一方、裏表がある人ともいえる。また、「木」「杏」「樹」の頭部の突出する部分があまり出ていないのは、控えめで相手に合わせる人、女性であれば“男性を立てる”人物。【 田口淳之介(34)】大麻所持で逮捕’19年6月10日謝罪「田」「口」の左側が上下開くのは、思いやりがあってよく話を聞くタイプ。一方で、これが目立ちすぎる人はルーズでだらしない人。「田」「淳」「介」が大きく、「口」「之」は小さい。このように大小が混同する文字を書く人は平凡さを嫌い、波のある人生、波乱を求める傾向にある。【 小出恵介(36)】淫行事件’17年6月4日謝罪「出」縦線が下に突き抜けている。これは「異常接筆」といって、トラブルメーカーに多い文字。トラブルに対して、鈍感で、ブレーキをかけて止めるべきところを突き進んでしまう。ここまで突き抜けるのも珍しい。「直筆文字にはその人の思いや“体温”も乗る。そういう点で、直筆で書く人のほうが潔く、思いを伝えようとしていると言えます」(芳田さん)署名だけでも直筆で書いた3人の潔さだけは確かなようだ。「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月20日歌手の槇原敬之容疑者(50)が2月13日、覚醒剤を所持していたなどとして警視庁に逮捕された。近年、ピエール瀧(52)や沢尻エリカ(33)が逮捕され、“芸能人と薬物”が社会的に波紋を呼んできた。しかし、槇原容疑者の逮捕には意外な反応が上がっている。各メディアによると槇原容疑者は18年4月、東京都のマンションで覚醒剤を含む粉末0.083グラムを所持していた。その前月には、いわゆる危険ドラッグを所持していた疑いも。当初警視庁はマンションの捜索で覚醒剤などを発見し、同居する知人男性を逮捕し起訴。しかしその後の捜査で槇原容疑者も所持していた疑いが強まったため、逮捕したという。槇原容疑者は99年にも覚醒剤を隠し持っていたとして、知人男性とともに逮捕・起訴された。ネットでは《マッキー悲しいなあ……。あんなに美しい曲を作る人なのに》《マッキー世代だしほんとショック》と悲しむ声が上がっている。いっぽうで槇原容疑者は2年前の容疑で逮捕された上、本人が容疑を認めたかどうかも報じられていない。そのため、逮捕をいぶかしむこんな声が上がっている。《逮捕されても2年も前の案件で使用してたか、所持してたかどうかなんてわからんと思うんだが》《なぜ2年前に逮捕しなかった案件で今さら動いたのか、不可解すぎる》テレビの報道にも疑問の声が上がっている。「とくダネ!」(フジテレビ系)は14日、槇原容疑者のSNSを特集した。槇原容疑者が楽器を楽しんだりスイーツを食べて喜んだり、踊ったりするシーンをシリアスな音楽とともに放送。「ハイテンション」と形容し、さらには耳のついた帽子をかぶり猫とともに挨拶するシーンも報じた。そうした行動をまるで薬物と因果関係があるように報じたことに対し、厳しい声が上がっている。《槇原敬之さんが「異常なハイテンション」になっているとされる動画を何度も見せられてうんざりしているんですが、あの様子が違法薬物のせいなのかは判らないし、だいたい自身で公式アカウントにヤバい状態の姿を投稿しますかね…?》《ただテンション上がってるだけで「薬物、やってるんだろな!」と彷彿させられるような動画を使いまわされてるのまじ可哀想だな》また槇原容疑者は「じゅん散歩」(テレビ朝日系)や「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)のテーマ曲を手掛けている。14日、それぞれの楽曲は差し替えられたがワイドショーでは槇原容疑者の楽曲が次々と流れている。そのため《ヒルナンデスとかは槇原敬之の曲使わないのに、ワイドショーではバンバン曲を使う矛盾》と指摘する声や、《流れる曲たちは やっぱり いい曲ばかり》《マッキー逮捕のニュースでTVで曲たくさん流れてるけどほんといい曲いっぱいだなあ》との声も上がっている。
2020年02月14日2月13日、歌手の槇原敬之容疑者(50)が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。槇原容疑者の逮捕は、1999年の覚せい剤取締法違反の現行犯逮捕に続いて2度目。芸能界では、昨年から薬物関係での逮捕が相次いでいる。2019年3月12日には、電気グルーヴのピエール瀧(52)がコカイン使用による麻薬取締法違反の疑いで逮捕。そして同年11月6日には元タレントの田代まさし被告(63)が覚せい剤所持の現行犯で逮捕された。田代被告は2001年に覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された後、違法薬物の所持で2004年と2010年にも逮捕されている。田代被告は逮捕後にメディアで依存の恐怖や更生の厳しさを語っていたにもかかわらず、2019年に再び逮捕された。4度目だった。また同年11月16日には、女優の沢尻エリカ(33)が合成麻薬MDMAを所持していたとして麻薬取締法違反で逮捕された。各メディアによると、取り調べでは「10年以上前から大麻やMDMA、LSD、コカインを使用していた」と供述していたという。相次ぐ薬物事件での芸能人の逮捕。薬物依存からの更生や、その後の活動の難しさにネットではさまざまな反応が上がっている。《最近クスリで捕まる芸能人多すぎ!》《沢尻エリカの次は槇原敬之か…。立ち直れるのかなー》《田代もマッキーも抜け出せなかったんだな》広がる薬物汚染に、心配の声は絶えない。
2020年02月13日「沢尻さん逮捕による賠償金は、総額で20億円に上るともいわれています。しかし、彼女に弁済のあてがあるとは思えません。所属事務所としては、今後も支えていくつもりのようですが……」(芸能関係者)2月6日、沢尻エリカ被告(33)に懲役1年6カ月・執行猶予3年の有罪判決が下った。昨年11月、合成麻薬MDMAを所持していたとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕された沢尻。初公判では今後について、こう答えていた。「女優復帰については考えておりません。影響力のある立場の人間としてあまりに身勝手な行為により、多くの方を裏切り、傷つけました。代償はあまりに大きく、復帰を語る資格は無いと思っています」実際、彼女の女優復帰は絶望的だという。テレビ局関係者はこう語る。「スポンサーが敬遠しているため、ドラマや映画に起用されることはないでしょう。可能性があるとすれば、単館上映の映画や舞台などでしょうか。ただ、それだけで巨額の賠償金を返していくのは難しいと思います」そんななか、所属事務所のエイベックスでは沢尻の再起に向けた“ある計画”が進められようとしているという。「実は、『もう一度、沢尻エリカを歌手としてデビューさせよう』という計画が持ち上がっているのです」(音楽関係者)沢尻といえば、’06年の主演ドラマ『タイヨウのうた』(TBS系)で劇中歌と挿入歌を担当。20歳での歌手デビューCDは、80万枚を超える大ヒットとなった。「楽曲ダウンロードやCDセールスなどで、合計10億円以上を売り上げたそうです。’10年のリリースを最後に歌手業から遠のいており、当時のレコード会社との契約は切れています。つまり音楽会社でもあるエイベックスは自分たちの土俵で再生計画を進めることができます。聴きたい人だけがお金を払うので、スポンサーとの調整も不要。そういう意味でも事務所は『女優業より再起の可能性がある』と踏んでいるのでしょう」(前出・音楽関係者)これまでも薬物関連で逮捕されたアーティストはいたが、その多くは第一線に復帰している。別の音楽関係者も続ける。「沢尻さんは歌唱力抜群で作詞もできるとあって、音楽業界での評価も高い。事務所としても『まずは歌手として復帰させて、そこで世間の反応を見たい』と考えているようです」女優を諦め、歌手へ転向。苦渋の決断で、沢尻は再起できるのか。「女性自身」2020年2月25日号 掲載
2020年02月12日沢尻エリカ被告(33)の判決公判が2月6日に開かれ、懲役1年6ヵ月・執行猶予3年の有罪判決を言い渡された。その夜、沢尻は自筆のコメントを公表。だが、思わぬ形で注目を集めている。同日、所属事務所であるエイベックス・マネジメントのホームページ上に沢尻被告の自筆による謝罪文がアップされた。そこには「社会的に測り知れないご迷惑をお掛けしてしまいましたことを心から深くお詫び申し上げます」「全力で更生に向けて努力することが自分のできる唯一の償いと考えております」とつづられており、「社会人として、一人の女性として、今一度自分自身を見つめ直していきます」と結ばれている。芸能人の自筆コメントは、その文字にしばしば注目が集まる。たとえば18年11月に中谷美紀(44)が結婚を発表した際も、自筆による書面に《字までお美しい》《品の良さがにじみ出ている》といった声が。また昨年9月に貫地谷しほり(34)が結婚報告の自筆書面をInstagramにアップしたところ、12万以上もの“いいね”を記録。さらに《字の上手さに目がいってしまった》《こういう字書ける大人になりたかった》といった声が上がった。それに対して、沢尻の自筆文には《あんなに美人なのに字が汚いってなんだか残念》《勝手に字も美しいものだと思い込んでた》といった声が上がっている。だが批判の声があがるいっぽうで、「丁寧に書いている」と擁護する意見も少なくなかった。《字はあまり上手い方じゃないと思うよ。でも丁寧に書いてるのわかるよな》《すらすら書けて達筆みたいなのもいいけれど丁寧にかかねばとなってがんばるのもいいのよね》《“上手くない” だけなんだよみんな。汚くないじゃん、綺麗じゃん。一生懸命書いてあるじゃん》
2020年02月07日麻薬取締法違反の罪で懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けた女優の沢尻エリカ被告が6日、所属事務所を通じて直筆の謝罪文を公開した。沢尻は、「この度は、私の身勝手な行動により多くの人を裏切り、傷つけてしまい、社会的に測り知れないご迷惑をお掛けしてしまいましたことを心から深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「謝って許されることではありませんが、犯した罪の重さを自覚し反省していき全力で更生に向けて努力することが自分のできる唯一の償いと考えております」と説明。「裁判の結果を真摯に受けとめております。何よりも、他人を思いやるという気持ち、根本の大切なことが私自身には欠落していたのだと痛感させられました」と心境を伝え、「社会人として、一人の女性として、今一度自分自身を見つめ直していきます」と決意を新たにしている。
2020年02月07日麻薬取締法違反の罪に問われた女優の沢尻エリカ被告が6日、懲役1年6カ月執行猶予3年の有罪判決を言い渡されたことを受け、所属事務所のエイベックス・マネジメントがコメントを発表した。■コメント全文関係各位麻薬取締法違反の罪に問われておりました沢尻エリカに対し、本日判決が出ました。弊社といたしましては、この判決を厳粛に受け止めております。今後につきましては、本人との話し合いを重ね、真摯に対応して参ります。改めまして、この度は誠に申し訳ございませんでした。2020年2月6日エイベックス・マネジメント株式会社
2020年02月06日昨年11月に麻薬取締法違反で逮捕された沢尻エリカ被告(33)の初公判が1月31日に行われた。12月6日に釈放されたからは、都内の病院で療養生活を送っていた沢尻。逮捕後から公判まで沈黙を貫いた彼女だが、世間の目は当然、冷ややかなものだった。「沢尻さんが物語の鍵を握る濃姫役として出演予定だった大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合)は、撮り直しを余儀なくされました。そのほかにも多数抱えていたCMも全て打ち切られ、多方面に多大な損害を与えることに。事務所には連日、沢尻さんへの抗議の電話が殺到していたようです」(テレビ局関係者)そんななか迎えた公判。沢尻は上下黒のパンツスーツに身を包み、黒髪をしっかり結んだポニーテール姿で入廷。冒頭で裁判官から職業を問われた彼女は、断固とした口調でこう答えた。「無職です」起訴内容を全面的に認め、病院の主治医や沢尻の兄が証人として登場。そして、被告人質問を最後に迎えることに。冒頭、沢尻は「今回、逮捕されたことで関係者に多大な迷惑をおかけしました」と、深々と謝罪。降板した『麒麟がくる』への思いも口にした。「撮影中の作品も撮り直しを余儀なくされ、キャストやスタッフの方に負担をかけてしまいました。経済的にも大きな損害を与えて、本当に申し訳なく思っています」そして、弁護人から俳優への復帰について問われた沢尻から驚きの言葉が飛び出した。「女優への復帰は考えていません。影響力のある立場の人間としてあまりに身勝手な行為で、多くの方を裏切り、傷つけてしまいました。復帰する資格はないです」沢尻が放った“女優引退宣言”。殊勝な答弁に徹した沢尻について、元埼玉県警捜査一課の佐々木成三氏はこう分析する。「沢尻さんは薬物を常習していたことを明かすなど、自分に不利益な情報を次々と明かしています。これは沢尻さんの“薬物を絶ちたい”という強い意思表示だと思います。また積極的に罪を認め、捜査に協力することで情状酌量が認められやすくなります」しかし、沢尻の答弁には“したたかな思惑”も隠されていた。沢尻をよく知る音楽関係者は言う。「否定していましたが、沢尻さんはひそかに女優復帰を考えているといいます。今回の公判も、そのための布石でしょう」逮捕直後から、沢尻の用意周到な戦略は始まっていた。「沢尻さんは、警察の取調べに対しても一貫して自らの非を認めてきました。入院中も、仕事関係者や弁護士と公判での答弁について、綿密に打ち合わせをしていたといいます。友人との連絡を全て絶ち、ほとんど外出もしなかったそうです。裁判で、“強く反省している”姿勢をアピールすることで、世間を味方につけたいという狙いがあるのでしょう」(前出・音楽関係者)あるテレビ局関係者は言う。「沢尻さんの演技力やキャラクターを評価する声は業界内でもいまだ根強いです。イメージを重視する国内の地上波や映画に沢尻さんが再び出演するのには時間がかかるでしょう。しかし、Netflixといった海外資本の動画配信サービスが沢尻さんにオファーを出す可能性は大いにあるでしょう」実際、沢尻の“戦術”は早くも功を奏している。公判後、SNS上では沢尻の復帰を待ち望む声が相次いでいた。《潔い!好感もてる。ぜひ復帰してほしい》《間違いのない人間なんていません1日も早い復帰を望みます》沢尻には、虎視眈々と“その時”を狙う深刻な理由があった。「沢尻さんはCMや大河ドラマを降板したことで、多数の賠償請求を抱えることになりました。その額は芸能界史上最多クラスの20億円ともいわれています。これまでたくさん稼いできた沢尻さんですが、浪費家でもあるので貯金はあまりないそうです。“借金”を返済するためにも、再び女優業で稼ぐしかないのです」(前出・音楽関係者)’07年に主演映画の舞台挨拶で悪態をつき、一時期仕事を失っていた沢尻。その経験について、彼女は昨年、こう振り返っていた。《大失敗して女優としていい時期に3年も休んだ私だけれど、自分だけは信じていたんだと思う。自分が自分を信じてあげないと絶対にダメだと思う》(『Numero TOKYO』’19年10月号)果たして、沢尻の未来は“無職”か“女優”か――。「女性自身」2020年2月18日号 掲載
2020年02月04日