「絶対彼氏」ジロー インタビュー パーフェクトな恋人ロボットの参考は、幼稚園生?
そのときの子供たちの瞳ってすごく澄んでいるんです。子供たちにヒントを得て、僕はナイトを演じるとき、彼を3つに分けて演じることにしました。“単純で綺麗な心のままに生きているナイト”、“学習してどんどん人間っぽくなっていくナイト”、そして最終的に“人間に近い存在のナイト”という風にね」。
そんな純真無垢なナイトの出現で、ドキドキの恋人生活を送ることになったOL・井沢リイコを演じたのは韓国の女優、ク・ヘソン。彼女とは台湾観光大使として既に共演していたこともあり、撮影もスムーズだったとか。言葉の壁も俳優ならではの“ある方法”で乗り越えたという。
「へソンさんとは共通点が多いんです。僕は美術を専攻していて、絵を描いたり、本を出したり、個展などをやっていたんですけど、ヘソンさんも韓国で絵をたくさん描いたりして俳優以外のお仕事をされてたりと、似てるんですよね。
撮影現場では簡単な英語と韓国語、ボディランゲージでコミュニケーションをとっていました。あ、あとは“アイコンタクト”。お互い違う言語でセリフ合わせをしているので、目を見つめて心を読み取るとか、表情を読み取る、そういう演技の仕方に磨きをかけてました(笑)」。