くらし情報『井浦新、若松監督告別式で涙の弔辞 寺島しのぶ「かけがえのない時間でした」』

2012年10月24日 16:23

井浦新、若松監督告別式で涙の弔辞 寺島しのぶ「かけがえのない時間でした」

と監督に語りかけた思いを明かした。

寺島さんは「付き合いは短かったけど、かけがえのない時間でした。しょっちゅう現場で怒鳴るし、グサッと来るようなことを言うけど、正直な方だからその分、人と向き合ってくれた」と語る。ベルリン国際映画祭で主演女優賞に輝いた『キャタピラー』は「子供が欲しくて1年ほど休もうかと思ってたときにいただいた台本だった」と明かし、「監督も事情を知っていたから、子供が生まれたときは一番に電話をくれた。『千年の愉楽』も産婆さんの役だったので『子供連れて舞台挨拶してよ』と仰られて、それが最後になってしまった」と声を詰まらせた。

通夜には800人、告別式には600人もの人々が足を運び、最後は生前の監督の望み通り、参列者の大きな拍手に見送られて棺を乗せた車は葬儀所を発った。

■関連作品:
千年の愉楽 2012年秋、全国にて公開
海燕ホテル・ブルー 2012年3月24日よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開
© 若松プロダクションCATERPILLARキャタピラー 2010年8月14日より公開
© 若松プロダクション実録・連合赤軍−あさま山荘への道程 2007年12月22日より名古屋シネマスコーレにて先行上映、2008年3月15日よりテアトル新宿、テアトル梅田にて公開
© 若松プロダクション

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