2014年2月25日 20:30
【インタビュー】オーランド・ブルーム 10年ぶりレゴラスへの“帰還”
まだ知名度がない俳優の大抜擢は、広く話題となった。
「原作でとても愛されているキャラクターのレゴラスを、僕はちゃんと演じたいと思った。『ロード・オブ・ザ・リング』でずっとその責任を感じていたよ。役者としていい仕事をして、映画を観た人や、特に原作ファンが楽しめて喜んでくれるキャラクターにしたかったんだ。不安でもあったよ」と10年前をふり返りながらオーリーは穏やかに語り始める。
『ホビット 竜に奪われた王国』で再びレゴラスを演じると決まったときも、「家族のいる場所へ戻るようで興奮した」と喜びを語る反面、原作ファンや映画ファンを裏切らないためにやはり「きちんと演じたい」という思いは強かったという。
「レゴラスはいまでも人気があって重要なキャラクターだ。彼を演じられるチャンスをもらえたのは、とても嬉しかったよ!観客がまだ彼のことを好きでいてくれるように、ちゃんと演じたいと思った。
レゴラスは、俳優の僕にとっても特別なキャラクターなんだ。『ホビット』シリーズの原作『ホビットの冒険』ではレゴラスは登場しないけどね。でも『ロード・オブ・ザ・リング』に負けないくらい素晴らしいものにしたかった」とブレイクのきっかけとなった大役には、やはり強い思い入れを覗わせる。