2014年10月2日 12:30
【インタビュー】堀北真希の10年 「なかなかうまくいかない。たまにうまくいったなと感じます」
どんな役柄にも自然にスッと溶け込んでいく演技力の高さも相まって、素の彼女が何を考え、どんな壁にぶつかり、どんな葛藤を抱えて日々を生き、仕事に臨んでいるのかはスクリーンやTVの画面からはなかなか読み取ることはできない。だから、改めて訊ねた。26歳になった堀北真希にとっての女優という仕事のやりがい、面白さとは?
「なかなか…うまくいかないところですかね?」。少しだけ考え込んで、彼女はそう答えた。
「なかなかうまくいかないんですよ。うん、なかなかうまくいかない(笑)。たまに、うまくいったなって感じる時もあって、嬉しくてまた頑張ろうって思うし、うまくいかないことが多くて、じゃあ次は頑張ろうって思って…。その日、お芝居をしてみて『今日はうまくいった!思い通りに出来た』と感じる時もあるんですけど、オンエアを見てみたら、自分が思っていたよりも全然うまくできてないこともあったりするんです(苦笑)。
でも多分、ずっとうまくいってたら満足してダメになっちゃうと思うんで、そういうものなのかな?と思ってます」。
「だから、この仕事を一生続ける」という答えが続くことを期待するも、こちらのそんな思惑はあっさりと裏切られる。